コミケ と 傭兵 と 星みるひと達

■主な登場人物

当方。


S 様。主役。

P 様。

H 様。

J 様。

R 様。

E 様。

M様。

▼STAGE1

8月16日 土曜日 9:00
幾つかの 請け売り秘密兵器 を携え
当方にしては 重装備で コミケ2日目に挑む!

体調は万全!!
・・・では無い こう言う事に挑むときの前日は まともに眠れた試しが無いのだ。

その点を踏まえて 交通機関は 例の大きな祭りで使用したルートを利用。
出来る限り 座って眠れて移動できるルートである。

ゆりかもめ は 座れなかった ・・・チッ。
だが 立って外を見ていると 目的地に近付くにつれ ある光景が目に入った。
――何だ あの(人の)交通渋滞。

「例の大きな祭り と 比べるのが そもそも 大きな間違いなのだ。」
「その間違い 己の身をもって思い知るが良い。」

早速 思い知ったので
頭に 「白タオル」を身に付け 「帽子」で固定し 凍符 「アイシクル・ムギチャ」 を取り出す。
凍らせた麦茶ペットボトルを 首や腕にあて 熱を飛ばす。

水分補給は 「干し梅」 と 「アクエリアス」 を併用。

動きの遅い 複数人パーティが前に居る時は スキマとタイミングを見計らい追い抜く。
蠅のように飛び 蚊のように刺す 華麗なフットワーク! 実は フラフラだよ!
(自分の)予想以上の早さで 見事に(いい加減な)ゴール!!

さて 今回の主目的は 星をみるひと達に合う事。
よって 東方の無い 東方へと向かう!

――だが 悲しいかな 交通渋滞は 室内でも続いていた――

▼STAGE2

SU ☆ SI ☆ DU ☆ ME
連絡通路は 肌と肌が カスリまくる程度の 人口密度。

溢れ出る汗 削り取られる体力 磨り減る神経 揺らぐ意思!
鬼雷昇炎は その場に 崩れ落ち―― 

ませんでした 凍符 「アイシクル・ムギチャ」は凄いな。
量は半分程度になってしまいましたが。
連絡通路を抜けた先の風が 異常に気持ちよかったです。 ヘブン状態。

目的の場所近くを 横目で見ながら通ってみると 見覚えのある絵柄が チラリズム!
ここが目的地 S様の居る場所だ!

・・・だが 傭兵は ここで迷った。
「委託させて頂いている」 と 言う情報を 思い出したのである
サークルの売り子さんが1人。 彼女が S様 その人か その人で無いか・・・ どっち?!

傭兵は一旦退いて様子を見る事にしました。 どう見てもチキンです 本当に有難う御座いました。

ぐるりぐるりと 獲物を狙う 鷹のフリをした 鴉が周囲を旋回しております。
売り子さんが2人に増えました! どちらかが S様で間違い無い! 強襲!

している途中でだんだん 動きが鈍ってきました。 やはりチキンでした 本当に有難う御座いました。

結局 最初に見かけた人が S様でした。
「ドッツ」で作った 「どな」 略して 「どーなっつ」を 差し上げる。

合わせて同人誌を購入。 なにやら付属品が付いてきた。 J様 製作・・・?

当方が原因であろう びみょんに ギクシャクした会話。
他に訪れた人について聞くと P様が来たが 今は他の場所だとの事。
他の人も昼過ぎ頃に来るらしい。

と 言う事なので 後で再び来る事を伝え 建物の裏側に退き
「アクエリアス」全部と 1本目の「10秒メシ」 を使用し 体力を50%位回復させた後
「アクエリアス」2号を購入し 折角だからと 東方がある 西方へと向かう。

――先程の交通渋滞は 熱気漲る西方浄土へと変貌していた――

▼STAGE3

MU ☆ SI ☆ BU ☆ RO
何度でも ピチュれるぜ。

凍符 「アイシクル・ムギチャ」 残り25% こんな姿になっちまって・・・。
「白タオル」の 汗の匂いが漂い始めたので もう1枚の「黒タオル」 と交代。

半死状態で happy flame time さんの新刊を購入。
並んでいる人の数が 例の大きな祭りの比ではない。

会場を再度突っ切る気力が無いので 裏側をぐるっと回り
企業ブースを経て 東方が無い 東方へ繋がる 連絡通路に再び。

――先程の西方浄土は 地獄の炎渦巻く焦熱地獄へと変貌していた――

▼STAGE4

KA ☆ MA ☆ YU ☆ DE
アッー。

凍符 「アイシクル・ムギチャ」 消失。 無茶しやがって・・・。

S様の居候先に戻ると 何と P様まで居候していた。
当方が原因であろう そこはかとなく ギクシャクした会話。
他の人は まだ見えていないらしいので 先程と同じ事を伝え 建物の裏側に退く。

実は かなり 瀕死状態。
何時 倒れて ゲームオーバーになっても可笑しく無い。 実際になったら面白くも無い。
搬入口辺りを陣取って 2本目の「10秒メシ」&「ぺロリーメイト」で回復を目論んでいた。

と 搬入口の向こう側 つまりは会場の外に 性質の悪そうな男 3人が接近。
目の前で その内の1人が 柵を乗り越え・・・会場に乗り込んだ!?

お約束通りに 警備員に見つかり捕獲され 柵の外へと追い出される。
「ココが入口だと思って 自動で開かなかったから乗り越えた」 そーなのかー。
もっと洒落の聞いた事を言いなさい 面白くない愉快犯だ。

その部分だけを見たコミケの人
「そこの人 柵を乗り越えないでー!!」 そーきたかー。

乗り越え男の返答は 揚げ足取るような内容で 再び面白くないので割愛。
コミケの人は 事情を警備員から聞いて 発言が180度変わる。

乗り越え男+2人は 去っていったコミケの人に対して
「アイツ 外で見つけたら ボコボコにしてやろーぜ。」 と捨て台詞を吐いて立ち去る。
アイツ 外に追い返すより 警察に突き出してやろーぜ。

搬入口が見える辺りに 警備員×1 の 増援部隊。
搬入口の近くの死角にも 警備員×1 の 増援部隊。

そんな監視状況の中 暢気に体力回復させて頂き 有難う御座います。
お仕事頑張ってください。

――その頃 徐々に ボスラッシュが 始まろうとしていた――

▼STAGE5

柱の怪我から もとい 影から S様(&P様)の居候先を遠巻きに眺める。
今回 出会う目的の方達は 特に待ち合わせ時間の指定等はしていない。 長期戦かも知らん。
熱と 人酔いによる 頭痛が発生し始めている状況では 体力を温存せざるを得ない。

S様が J様製作の小包を渡していれば それ即ち 該当者。
男性単体で出現すれば (多分)J様本人。 女性単体で出現すれば (多分)H様。
男女の2人連れなら (多分)R様&E様。

時々通る 暑苦しそうなコスプレを 生暖かい目で見送り・・・って
おう? 何か S様の周辺に 人が増えたな? もしや? では そろそろ 行くか!

と 身構えるよりも早く 柱の下に 7人が集まった。
当方はK様であり 正面に立つS様&P様は把握済みだから 他に立っている4名様は・・・

はい J様 H様 R様&E様でした。 ・・・揃っちまったZe。
つーか R様&E様は 先程まで 当方の隣で会話していた 2人連れじゃないかYo。
唐突に 1 Vs 6 だ。 ウィザードリィの 【マーフィーズゴースト】の気分だ。 どうする どうなる。

主役の S様を中心として 星みるサミット 堂々と 隅っこで 遂に開幕。
「始めまして傭兵です」 と 自己紹介する。 今の状態で 「鬼雷昇炎」 は間違いなく噛む。
各人から突っ込まれた ファミコン生誕20周年 爆弾男のシャツを お披露目する。
恐るべき眼力を持つ H様 に感嘆し。
気配り暗殺者 J様 からの 差し入れのアイスを美味しく頂く。 この暑さに この毒は染みる。
新婚さん達 R様&E様 に拍手。 おめでとう。 おめでとう。 サガゼロ マダー? チンチン。
もっこしなポーチを従えた P様 に総員でツッコミを入れる。 色だ。 色なんだ。
携帯メールを ロクに扱えない事を露見させる。
他 略。

P様は 待ち合わせが有ると言う事で離脱。 乙です。
S様も 売り子としての役割があるので離脱。 乙です。

残り4名が S様に差し上げた 「どーなっつ」 の事は聞いていない! 見ていない!
と言う事で 総員突撃で S様居候先を再度強襲 「どーなっつ」 を出してもらう。
S様及び S様居候先世帯主様 お隣のサークル様 お騒がせしてすいませんでした。

時折 横切る DQ3勇者やら 三国志やらのコスプレを 生暖かい目で見送りながら
暑い会場の柱の下で 長々と陣取っているのも ナニなので
再度 S様に挨拶をした後 5人は この会場よりの脱出を試みた。

――入口があれば 当然 出口もある そんな最終ステージへ――

▼STAGE6

冬の妖怪(男性)とか 妖怪兎コンビ(女性)とか 薬師(男性)とか を見かけたが 特に語らず。
1名は通じるかも知れないが 他の3人には通じないからだ。

学校行事とか会社関連とかを除いて 初めてじゃないか?
当方が 5人パーティで行動していると言うのは と思いながら 外へ出る。

先陣を切るのはR様&E様 続いて当方 そしてJ様&H様の順。
前門の虎や 後門の狼は お任せしてしまおう。 

・・・上から来るぞ! 気をつけろ! 雨だ! 雨だ!
傘は持ってない ならば「雨合羽」 だ。 と思ったが 降りが甘いので「黒タオル」で済ます。
100円ガサを 500円で売り歩かないでくれ。 ボロい商売だな ええ。

・・・左からも 右からも来るぞ! 駅までの道は 黒山の人だかりだ!
思えば過去数回の遠出は 昼時に切り上げて帰っていたからな。 こんな状態になるとは 知る由も無い。

長蛇の列が出来ている ゆりかもめ に乗るのは 危険と判断。
臨界点 もとい 臨海副都心線 国際展示場駅を目指す。

紅白巫女(男性)出現 ・・・まあ その 何だ。
会場の外で その格好と言う事は 歩いてお帰りするのか?

臨海副都心線入口の人口密度は 本当に臨界点だったが
その内部は 人数制限をしているだけあり 若干の余裕がある状態。

新木場駅まで 漸く到達。
これで 有楽町線に乗れば 1本で帰れる!!

――のだが 続いた――

▼STAGE-EX

多分 全員 瀕死状態。 よって 新木場駅を出て 喫茶店に撤退。
注文に 全員 混乱状態。 つまり オレンジジュースは1つ レモンティーを2つ メロンソーダが2つだ!

一息吐いた所で S様経由で 渡して頂いた J様の
今回の ビックリ・ドッキリ・リーサル・ほしみる・ウェポン の内訳を 御紹介頂く。
\すげえ/ 無茶しやがって・・・

R様より Sa・Ga改造関連の事を 数件聞かれる。
他の3名より 専門的な内容わからないと ツッコミが INされる。 アッー。

今回お会いできなかった M様の為に 何故か 全員で カブト虫を書く事に。
順番を最後に回されると ネタに走ってしまうではないか。
順番を最初に回されても ネタに走るつもりでしたが。

R様より Sa・Gaの甲虫系に付いて 聞かれる。 最高ランクはスカラベ。
他の3名より 専門的な内容わか・・・いや 待て それ ツッコミ するとこじゃ無い。

星をみるひと を中心に 色々と盛り上がるが お別れの時は近付いていた。
喫茶店(R様が全額支払い)を出て 新木場駅まで戻る。 

H様 新木場駅にて離脱。 乙です。
J様&R様&E様 有楽町線の・・・何処だっけ にて離脱。 乙です。
そして 傭兵は 1人に戻ったのである。

でも 家に帰るまでが 遠足です。 最後まで 気を抜かないように。

・・・そして 各人其々のエンディングは 各人其々の場所に記される事となる。
当方? 聞くまでも無かろう ハッピーエンドだったさ。

―― 続けますか?(Y/N) ――

▼STAGR-PH

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