ダンジョン&マジック

Sword of Element

© NATSUME 1989

■物語

ある夜…

木々は揺らめき 動物達は 息を潜めた…

魔王 【ダーセス】の 復活である

その夜以来 おぞましき者 この地に降り立つ… 

【グラーデス】に伝わりし言葉有り

5つは 1つに…
1つは 5つに…
5つを統べる者 一切の悪を消し去る者なり…

我に 刃向かう者には 【死】を!

■ソフト解説

機種名:FC
販売額:6500円(税別)
発売元:ナツメ
発売日:1989年11月10日
ジャンル:RPG

■ゲーム紹介

【ダンジョンマスター】(以下ダンマス)に代表される 【リアルタイム3D-RPG】
多分 FCでは唯一無二の存在 かと思われる

当方は【ダンマス】をプレイした事が無い為 よく解らないが 
文字を組み合わせて魔法を作るシステムや 現在装備が一目で解る表示方法が 
【ダンマス】とかなり似ているようで 実はかなり異なると言われている

要はマイナーチェンジみたいな感じらしい

独特な操作方法に馴れるまでは 事有る毎にパニックに陥るが
馴れれば これも楽しきかな


【ダンジョン】は ごく普通の3D迷路みたいな物

【町】は6つ存在 各種の店や寺院と言った施設と 簡単な情報を持つ住人達が徘徊している
【城】は1つのみ 王様と王女しか(当初は)存在しない

【地表】には 各種迷宮の入口 宝箱 クエストクリアに必要なイベントが存在する

【迷宮】には 【洞窟】・【神殿】・【塔】等が有り 貴重品の入った宝箱が存在する

全般的にワナの欠片も見当たらず 謎解きも少ない為 物足りない気もするのだが 
にじり寄る敵がいるだけで それなりに楽しめるのが不思議なモノである


【マジック】は 基本的にHPを消費する事により唱えられる

戦闘魔法自体は 組み合わせのパターンが豊富 効果表示も豊富
肝心の威力は全然区別が付かないと言う 何とも言えない存在

その為 戦闘魔法を作成し唱えて見るよりも 問答無用で武器攻撃をした方が 
戦闘がすんなり進むし 結果的にHPの減少も少なかったりする

補助魔法や 移動魔法はそれなりに有用
…と言うか 組み合わせ方知らないと クリアが難しい


冒険中は終始無音 聞こえるのは効果音のみ 町中の店に入った時のみ音楽が流れる
最近のゲームで忘れられがちな 冒険本来の寂しさを感じさせようとする意欲作
(海外のRPGでは よく見られる機能 と言ってはいけない)

取りあえず 【シードラゴン】&【クラウドドラゴン】 強すぎ
攻撃魔法でしか倒せないと言うのは酷だ