FAXANADU

■物語

何処かの世界の物語。

ここでは全ての生命の源、【世界樹】を中心として、
人間、妖精のエルフ族、モンスターのドワーフ族とが
皆、仲良く暮らしていた。

ところがある日、大変な事が起きた。

流星が【世界樹】に激突し、世界のバランスは破壊。

ついにはエルフ族と、ドワーフ族は交戦状態に、
そして【世界樹】が折れたお陰で、
人間の棲む【麓の都】の井戸が枯れ始めたのである。

■ソフト解説

機種名：ＦＣ
販売額：５９００円（税別）
発売元：ハドソン
発売日：１９８７年１１月１６日
ジャンル：ＡＣＴ＋ＲＰＧ

■ゲーム紹介

パソコンで大ヒットした　「XANADU（ざなどぅ）」を　ファミコンに大幅アレンジ移植した物。
アレンジした結果として　「FA（ふぁ）」が付いた模様。

当方は　「XANADU」自体が　未体験なので　何とも言えないが
体験者には　非難GOGOな　厳しいアレンジで　あったらしい。

かなりアクションよりシステムな為　RPGらしい物語は殆ど無いが
「大樹」を中心とする　冒険舞台の設定は意外性が高い。
音楽・画像も標準以上で　その雰囲気にぴったりマッチしている。

これだけの事を行なえば
当時としては　安直な「SUPER（すーぱー）」を　タイトルに付けてしまう所だが
何故に　「FA（ふぁ）」が付いたのか？

「FA」
つまりは　「FREE-AGENT（ふりー・えーじぇんと）」。
それは　「自由契約選手」。
だから　何故か「ハドソン」から発売されたとしても　何も可笑しくは無いと言う事也。