道(TAO)

© 1989 VAP

■物語

神秘のベールに 包まれた 生命の誕生。

一粒の 命が 壮大な 愛を抱いて 産声をあげる。

新たなる旅立ちが 始まる瞬間。

忘れ去られた 真実の扉が 解き放たれようとしている。

それは… 魂に刻まれた 一筋の 道標だった…

■ソフト解説

販売額:5500円(税別)
発売元:バップ
発売日:1989年12月01日
ジャンル:RPG

■ゲーム紹介

行きは良い良い 帰りは怖い 怖いながらも 通りゃんせ 通りゃんせ。


1999年8月18日 太陽系の惑星が十字をきる「グランド・クロス」が発生。
地球上で恐ろしい事が始まった。

…と言う事は 全然 無かった。
それ故に 今 ここに 過ぎ去りし過去を偲んで 紹介するは 通称「世紀末RPG」。

タイトルは兎も角 単純明快 漢字一文字で表されると言う 世紀末コマンド。
言・観・物・得・武・動・逃・闘・吾・経・護・符 呪文にあらず。

その一撃に魂を削り Aボタンを 連打し また 乱打すると言う 世紀末バトル。
時に Bボタンで一休みし 何か投げつけるも良し。

敗れても 「チャンス」が有れば その場で復活 復讐するは我に有り。
ただし 敵も然る者 「輪廻」を繰り返し 何度も姿を変え 立ち塞がる (奴もいる)。

聞いてて和むか 鬱になるか 異国情緒侘び寂び全開 世紀末サウンド。
最後の決戦地では 突如 血沸き肉踊る 格好良さ。

ありとあらゆる状況において 禁句が混じり 電波飛び交い 後光が指す 世紀末メッセージ。
その素晴らしき台詞群に 洗脳されてしまったら ご愁傷様。

見たら 三日三晩はうなされるかもしれない 世紀末エンディング。
否 エンディングは良いのだが 本当にうなされるは それに登場する 世紀末メシア。
こればっかりは ご勘弁。

物語の最初から最後まで 家で化粧を続けている 主人公の母親も インパクト大。
息子が 強盗殺人罪で 捕まっても 気に留めない様も やはり世紀末。


山のお寺の鐘が鳴る 御手手繋いで 皆帰ろ。

そ ん な 訳 に は い か ん の だ !