モンスターメーカー2

〜ウルの秘剣〜

© SOFEL 1993
© U-KIKAKU 1993
© KUDATSU HIME 1993
© SHOW-KIKAKU 1993
LICENSED BY NINTENDO

■物語

【ウルフレンド大陸】から 【ソルレンド大陸】の間にかけて 
8つの彗星が落下していく…

それと時を同じくして ウルフレンド大陸の【ボンベート火山】の奥深く 
【神々の7つの秘宝】によって封印されている ヒューマンの神 【ゾール神】は夢を見ていた

それは 光の台座に刺さった剣によって 自らの心臓が貫かれる不吉な夢

悲鳴を上げ 目覚めるゾール神

即座に呼び寄せられた 配下の3神官【マンモン】・【ダイモン】・【カルモン】は 
ゾール神より 「その剣を 手段を問わずに 何としても見つけ出すように」 と 命ぜられたのだった

彗星の落ちた早朝
ウルフレンド南端にある【ベング城】
その城のお姫様である【ヴィーナ】は お付きの騎士【ローラン】に起こされる

彼は 王様からのプレゼントである ペットを 姫に届ける為に訪れたのであった

喜びながら 早速 夢の中で決めた名前を ペットにつけるヴィーナ
ペットも それを気に入り 直にヴィーナになつく

その後の ローランとの話から 
昨日の夜に 近くの【ダイシネインの森】に彗星が落ちた事を聞かされ
好奇心一杯の彼女が じっとしている訳が無かった

今 伝説の剣 「ウルの秘剣」を巡って 光と闇の壮絶な戦いが切って落とされる…

■ソフト解説

機種名 : GB
販売額 : 4980円(税込)
販売元 : ソフエル
発売日 : 1993年03月19日
ジャンル: RPG

■ゲーム紹介

ファミコンで発売された 【モンスターメーカー・7つの秘宝】の ほんの少し前の時代の物語
シリーズとしては3作目

基本的なシステムは 前2作の様に カードが根本を成してはいるが 
仲間はイベントで入れ替わるようになり ストーリー面も更に強化 
標準RPG的な要素も増えている

イベントをクリアする事によってレベルが上昇 
戦闘で買っても入手できるのは お金(時々アイテム)だけ と言うシステムも前2作と同じ

戦闘時の「敵との会話」は ファミコン版に比べ強化され 
戦闘回避や 仲間勧誘が容易になったのは勿論だが 
相手のリアクションの種類が増えた為 会話そのものが楽しめるようになった

その交渉自体は 「女神転生」 と言えば理解しやすいが 
御馴染【九月姫】嬢のキャラクター達によって 見事に違う雰囲気を醸し出している

大きいアラを探そうと思っても なかなか見つからない と言う 稀に見る優良ゲーム

最終ボス【ゾール神】が オープニングから堂々と
最終戦闘時の姿で登場するのは 結構 新鮮に感じる