惟 「さて、ここに、彩香がいるのね」
嶺子 「あっさり、着いちゃいましたね。」
嶺子 「誰かとちゅうに いるだろうと、思いましたのに……」
舞 「おおおいっ!! 彩香ちゃーん!! どこぉ?」
嶺子 「さすがに、見あたりませんわね」
静香 「ほほほっ!! よくぞ ここをつきとめました!! さすがね、あなたたち!!」
静香 「彩香は、武道館の中にいるわよ!!」
静香 「入りたかったら、私たちと、勝負してからにしなさい!!」
惟 「あ、やっぱり敵がいた」
嶺子 「…いや、しんせつな人が あんないしてくれたんですけどね」
舞 「そんなの、どうでもいいよ!! やっちゃえやっちゃえ!!」
ステージ5・スタート!!
勝利条件:敵を倒して武道館に進入せよ!!
=惟 「久しぶりに プール入りたいなぁ。 今度みんなで行こうっと」
=嶺子 「綾香さんを助ける前に ひと泳ぎしたいな(はぁと)」
「…なんてね(はぁと) 誰も聞いていませんでしたわよね♪」
=舞 「プールぅぅ!! 入りたーい!! でもまず武道館に行って 綾香ちゃん助けよー!!」
=惟 「さあてと、パッパと倒して 彩香を助けるぞぉ!!」
=嶺子 「ざんねんながら、カタナのサビになりなさい!! って、カタナなんか 持ってませんけどね」
=舞 「いっくぞぉー!!」
弓子 「あまーい!! あなたたちは、ここへは、近よる事も出来ないわよー!!」
……ピピピピピピピ…… 見えないカベがある!!
………………………………………
3人はこれより先に進めない!!
=惟 「えええー!! 何コレぇ!!」
=嶺子 「…ガラスじゃないみたいですわね。 …コンコン、と…あら、かたいですわね。」
=舞 「先にすすめないのぉ!!」
惟 「困ったわねー。 どうしよっかぁ?」
嶺子 「…裏から入れば、よろしいのでは、ないでしょうか?」
惟 「……あ、そっかぁ。 この人が入ったって事は 他に、入る場所が、あるってことだもんねぇ」
弓子 「あははははははははっ!! あまいわね!! これは、超技術で造られた、スーパーバリアーよ!!」
弓子 「この建物全体をおおってるのよ!! そのおかげでここより先には、来られないでしょ!!」
弓子 「おほほほほほほほ!!…え…すると…あたしも出られないのでは…。……えーん、誰か助けてよ!!」
嶺子 「……」
舞 「なんか、あの人も、くろーしてるみたいだね」
惟 「しかたがないわね、なんか、他の方法を考えて、また来ましょ」
……ピピピピピピピ……
=惟 「…まだ入れないわねぇ。 とりあえず、何か 方法を考えて、また来ましょ」
=嶺子 「このカベを何とかしないと、先に進めそうにないですわね……」
=舞 「ここ通してよぉ!! …えーん、ダメなのぉ? じゃ、また来るねぇ!!」
惟 「あ、あれ、あの人、何か 落としていったわよ」
舞 「なんだろー!! ひろってみようよ!!」
ひろいますか?
(はい)
惟 「オッケー!! どれどれ…」
(いいえ)
惟 「なぁに言ってんのよぉ!!」
「こーゆーものはエンギものなの!! もらっといたほうが、いいに決まってんじゃん!! どれどれ…」
舞 「♪なにかなー、 なにかなー、 なにかなぁー♪」
嶺子 「これは…「中和剤1」と、書いてありますわね」
……3人は「中和剤1」を手にいれた!!……
惟 「でも、こんなもん、使い道あるかなぁ…… …ま、いいか。 とっとけとっとけ」
舞 「♪ちゅーわ、ちゅーわ♪」
嶺子 「さいさきいいですわね」
……コロン……
嶺子 「あら、何か落ちていますわね」
惟 「よし、もらっちゃお!! 昔から、落ちてる物は ひろった人の物って 言われてるしね(はぁと)」
嶺子 「いや、誰も、そんな事は…」
舞 「♪おちてるものはー、なんだろなぁぁー♪」
嶺子 「えっと、ビンですね …ラベルには……「中和剤2」って、書いてありますわ」
惟 「……なんだろ?」
舞 「わーい!! おいしそう!! ちょうだーい!!」
惟 「あっ!! 飲んじゃだめ!! あげません!!」
惟 「嶺子も、この子にあげちゃあ、ダメだってば!! この子、ホントに 飲んじゃうんだから!!」
嶺子 「いや、このくすり、飲んだらどうなるのかな? …って、思いましたので」
惟 「思ったからって、行動せんでいい!!」
…3人はビン入りの「中和剤2」を手にいれた!! ……
嶺子 「さいさきいいですわね」
惟 「そうだね!! どう考えても 何かに 使えそうだもんね!!」
=惟 「なになに? ここで今 フワッと飛んだわ!!」
=嶺子 「今の感覚は何でしょう? 少しうきあがったような感じがしましたけど……」
=舞 「きゅううう? なんか今 フワッと飛んだかんじがしたぞぉ!!」
=惟 「ちがうって!! 武道館に行かなきゃ!!」
=嶺子 「こっちではありませんわよ。武道館に行かないといけませんわ(はぁと)」
=舞 「こっちじゃないよぉ!! 武道館だよぉ!!」
……ピピピピピピピ…… 見えないカベがある!!
………………………………………
3人はこれより先に進めない!!
弓子 「おほほほほほ!! ここから先には入ってこれないでしょ!!」
弓子 「…そして、あたしも出ることができない!! …どうしましょう!!」
惟 「うう、どうしようかな…」
嶺子 「…あ、そうですわ!! あの「中和剤」を使ってみたら、どうでしょうか?」
惟 「あ、それグゥな考え!!」
舞「中和剤をー♪ ♪つかっちゃえー!!」
嶺子 「そうでしょ? では…。さぁ、惟さん、そのビンをもって……体当たりして飛び込みなさい!!」
惟 「オッケー!!」
惟 「…って待て待て、なんでそうなる!!」
嶺子 「…いや、このビンを持って飛び込めば、きっと バリアーもくだけるかと」
「…しかもハデですしね(はぁと)」
惟 「……べつに、ハデじゃなくてもいいよぉ(汗) 人の体を、ハデにあつかわないでくれよぉ(汗)」
舞 「…うーん…とりあえず どっちも投げちゃえ!!」
嶺子 「ああっ!!」
惟 「また、何も考えないまま、イキオイだけの行動を!!」
……ヒュルルルルルル……
……がっしゃーん!!……
舞の投げた 「中和剤1」と「中和剤2」は、バリアーに当たると、もうもうと、煙を立てた!!
惟 「うわ!! けむってるわ!!」
嶺子 「どうなるのでしょう……」
…キュキュキュキュュ… バリアーは、異音を上げて、あとかたもなく消えさった!!
惟 「わ!!」
嶺子 「…あ、やはりさっきの人たちは、仲間を助けるために、中和剤を持ってきていたんですね」
惟 「さ、これで戦えるぞぉ!!」
弓子 「よし!! これで外に出られるわ!! ……さっそく勝負よっ!!」
弓子 「きゃああああ……。 やっと外に出られると思ったのに…。 さよおならぁぁぁ。」
嶺子 「なかなか、大変でしたけど、何とか勝てましたわね」
舞 「この中に綾香ちゃんがいるんだね!!」
惟 「それじゃ、さっそく入ろっか!!」
舞 「彩香ちゃん、催眠術だか、何かをかけられているって言ってたね!!」
惟 「そうね、もしかしたら、彩香と、戦う事になるかもしれないわね…」
嶺子 「でも、まずは、会ってみなければ どうにもなりませんしね」
舞 「あー見えて、イガイと しっかりしたところもあるしね!!」
惟 「…そうだね、彩香だって そんなカンタンに、敵のワナに引っかかりはしないでしょ!!」