嶺子 「彩香さん、いるかしら…?」
惟 「あれ…。 トビラの向こうにいるの、彩香じゃないかな?」
舞 「ほんとに?」
惟 「あ、やっぱりそうだ!! おおいっ!! 彩香ぁ!! むかえに来たわよぉ!! 早くトビラ開けてよー!!」
舞 「こんにちはぁ!! 舞ちゃんだよぉ!! むかえにきたよぉ(はぁと)」
嶺子 「あら。 …何かようすが 変ですわね」
彩香 「…きゃはははははは!! よぉぉぉぉっぉく!! こーこまーで 来ーたねー!! きゃは!!」
舞 「きゃ!!」
彩香 「しかぁぁぁぁし!! あーなたたちてーいどに ああぁあーたしを♪ 倒せーるかな?」
彩香 「こーこーで♪ みーんなー♪ やーられちゃうのよぉ!! キャハハハハハハハハ!!」
惟 「ああっ!! しっかりと催眠術が、かかってるぅ!!」
嶺子 「…ちょっと、感じが変わりましたね 彩香さんって」
舞 「変な、しゃべりかたー!!」
惟 「いや、フダンは、あんなしゃべり方しないって… どういう催眠術を かけられたんだかなぁ…」
惟 「自分が何て言ってたか、あとで知ったら、ハズかしいだろぉになぁ…」
舞 「今の彩香ちゃん おもしろーい!!」
嶺子 「そうですね(はぁと) このまま そっとしておいた方が 楽しいのでは?」
惟 「んな、ムセキニンな!! ……何とかして、元に戻さなきゃ!!」
ステージ6・スタート
勝利条件:彩香を助け出せ!!
惟 「とりあえず、他の人を倒して、ヒントをいただきましょ」
嶺子 「そうでしたら、トビラも開けなくちゃ いけませんわね」
……大きな穴が開いている……
=惟 「危ないわね。こんな所に穴なんか開いてて……」
=嶺子 「この武道館、イガイと痛んでいますわね……。」
=舞 「大きな穴だねー……。」
女神 「こんにちはぁ!! あたしは 武道館の女神だよーん!!」
=汎用 「きゃ!! ビックリした!!」
女神 「私を捜してくれて ありがとう!! おれいに、『体力アップのくすり』をあげるよ!!」
……最高体力が5アップした!!……
=汎用 「ありがとう!!」
「私を倒したら、彩香を元に戻すにはどうしたらいいか、教えてあげるわ!!」
「…かかってきなさい!!」
「あなた強いわね。 いいわ、教えてあげる」
「…彩香にね、かかっている催眠術は、あまり強力ではないの。」
「だから、体に強いショックをあたえれば、元に戻るハズよ。」
「それじゃ、さよーならー♪グルグルグルルル……」
あけみ 「トビラをあける スイッチを持っているのは この私よ!!」
あけみ 「手にいれたかったら …私を倒してみなさい!!」
=惟 「なるほど…じゃ勝負よ!!」
=嶺子 「それじゃ、あなたを倒してスイッチをいただきますわ」
=舞 「スイッチほしーよぉ!!」
あけみ 「…強気に出るんじゃなかったなぁ… しょうがないわね。 はい、これがスイッチよ」
あけみ 「それじゃ、さよーならー♪グルグルグルルル……」
=惟 「オッケー!! このスイッチを おせばいいのね!!」
=嶺子 「ではさっそく。 スイッチポンと。 あら……」
=舞 「じゃ、このスイッチ ぷっしゅー!!」
舞 「あ、トビラが開いたー!!」
嶺子 「これで中に入れますわね」
惟 「さあ!! 彩香を助けよう!!」
=惟 「何このカタナ? オモチャじゃない!!」
=嶺子 「これが本物のカタナだったら役に立つんですけど、オモチャじゃ仕方がありませんわね」
=舞 「あれぇ…このカタナよく見るとオモチャだぁ……」
彩香 「きゃーはははははは!! みーんな♪ 倒しちゃうよおぉぉぉぉ♪」
=惟 「おねがい!! 元に戻って!! あとそのしゃべりかた とってもヘンよ!!」
=嶺子 「とりあえず 戦ってみましょうか……」
=舞 「まだヘンなまんまだぁ!!」
彩香 「うきゃきゃきゃきゃ(はぁと) いたーくはないよぉぉ♪ でーもぉぉ逃げるうぅ♪ …グルグルグルグル…」
=惟 「あっ、待ってよ!!」
=嶺子 「逃げられる!!」
=舞 「まってぇぇぇぇ」
…ドカーン!! 彩香は…… てんじょうにアタマをぶつけて おちてきた!!……
舞 「ねぇ、綾香ちゃん、ピクピクしてるよ」
嶺子 「倒してから 言うのも何ですけど 大丈夫でしょうか?」
惟 「彩香…へーき?」
彩香 「う…うう……」
舞 「あっ!! 気がついたよ!!」
嶺子 「心なしか、感じが違うみたいですわね。」
惟 「でも、あばれられたら困るから、しばっておこうか」
嶺子 「そうですわね」
舞 「えーいっ!! ……グルグルグル……」
……彩香はそばにあったロープで しばりあげられた……
彩香 「あり…ここは…」
舞 「彩香ちゃーん、こんにちはぁ!!」
嶺子 「お元気ですか?」
彩香 「ああ、こんちは… って動けない!! 何で、あたしが しばられてんのよっ!!」
嶺子 「元に、戻ったみたい ですわね」
惟 「いや、まだまだ、様子をちゃんと見ないと」
惟 「…あなた、さっきまで、敵に催眠術かけらされて あばれていたんだからね」
舞 「よくしばっとかないと、抜け出してあばれるかもしれないよぉ。 …それ、キュキュッ!!」
彩香 「あたしゃ、もうじゅーかっつーの!!」
嶺子 「でも、どうやらもう、平気みたいですわよ。倒しといて正解でしたね」
惟 「…しょうがないなぁ、ほどいてあげるかぁ」
……スルスル…… ロープはほどけた
彩香 「あ、ありがとな…って どうもしゃくぜんとしないなー」
彩香が仲間になった!!
惟 「それにしても…いったい どうしたのよ?」
彩香 「いやー、突然こんな所に来てさぁ、『世界に進軍する、手つだいをしろ!!」とか言われて…」
彩香 「よく判んないからムシしてたら…『それじゃ、このコインを見ててね』って言われて…」
彩香 「見てたら、何だか、眠くなって…それから、全く…… キオクがないんだよなー」
惟 「……………よく、そんな ベタな手に、素直に引っかかったわねぇ……」
彩香 「いやぁ、あそこまでストレートな手だと、逆に引っかかるもんだねぇ。」
惟 「…引っかからないって、フツー……。」
舞 「まぁ、とにかく よかったね!!」
嶺子 「仲間が多い方が 心強いものですものね」
惟 「…それじゃ、さっそく 逃げ出しましょう!!」
嶺子 「追手がやって来たら 困りますものね」
舞 「いこー!! おー!!」
ステージ6・クリア!!
惟 「それにしても、判らないことだらけねー。いつのまにか、何だか、ふしぎな世界にいるし」
嶺子 「いるのは、変わった人たちばかりですし」
舞 「そのうえぇ、きゅうに、おそいかかってくるー!!」
彩香 「でも、みんな、誰かに操られているみたいだったよなぁ」
嶺子 「アンタも、そうだったでしょーが」
彩香 「何か言った?」
嶺子 「…いいえ、なぁんにも言ってませんわ。 うふふ…」
彩香 「…ふーんだ!!」
惟 「まぁまぁ。 仲よくしなよ」
嶺子 「そうですわ、そんなことより、いままで聞いた話をまとめてみましょうよ」
舞 「そうそうー!!」
彩香 「うん、そうだな」
惟 「まず、ここは異次元か何かの世界「ナージュ」というところだと」
嶺子 「学校に来る前、みんな、何か、ふしぎな違和感を感じたって 言ってましたわよね」
彩香 「その時に、あたしたちはみんな、ナージュに、連れてこられた、と…」
嶺子 「でも、誰が一体、そんなことを…」