惟 「いやー、こっちの世界も いい天気ねぇ（はぁと）」
嶺子 「本当にそうですわねぇ（はぁと） ひろびろとして 見はらしもよくて…」
惟 「…ってバカ!! さっきと同じ事を言ってんじゃないっ!! どこなのよここ？」
彩香 「砂漠だな…どうやら」
舞 「ヘンな木が生えてるー!!」
美姫 「あう…」
嶺子 「…どうやら、ナージュからの脱出は 失敗したようですわね」
彩香 「そうみたいだな」
美姫 「……えーん…… 帰れると思ったのにぃ…」
彩香 「くっそぉ、あの女、ウソついたな!!」
美夕 「ちがいます!!」
舞 「え？」
美夕 「ここは、本当の世界、現実世界です」
嶺子 「そうなんですか？ でも、わたくしの家の近くには砂漠なんて ありませんでしたが…」
美夕 「異世界 『ナージュ』が 現実世界に 入り込んできたのです」
美夕 「もうすぐ、この世界も 全て、ナージュとなり、あの方の物となるのです!!」
惟 「ええっ!!」
美夕 「あの方の造りだした ナージュが、現実世界を侵略するまであと一歩!!」
ステージ１４・スタート!!
勝利条件：美夕を倒せ!!
真矢 「こんなトコくんだりまで来なくても ボスは向こうにちゃんといるのに!!」
真矢 「あなたたち…… あからさまに、この宝を狙ってきたわね!! 勝負よっ!!」
＝汎用 「何かな？」
……宝箱の中には 「ラ」の宝玉が入っていた!!
＝惟 「よく判らないけど いいものっぽいぞ!! イヤッホー!!」
＝嶺子 「なかなか いいものですわ（はぁと） 美しい宝玉ですね（はぁと）」
＝舞 「わーい♪ キレイな宝玉ぅ!! お姫さまみたい（はぁと）」
＝彩香 「お!! 何か知らんが すごいものだぞ!!」
＝美姫 「よかった… …キレイな宝玉で（はぁと） 変な物だったらおこられちゃうもんね」
美夕 「ナージュでの異分子 あなたたちを倒します!!」
惟 「では、ナージュの影響が 現実世界にも生まれているってことなの？」
彩香 「……だったら、こっちも ナージュも同じじゃない!!」
美姫 「……」
ステージ１４・クリア!!
嶺子 「でも、まだまだ現実世界では、完全にはナージュの影響は現れたてはいないようですわ…」
惟 「…なら、もいちど、ナージュに行って、ナージュ自体をなんとかしなくっちゃ!!」
嶺子 「ナージュで、世界の影響を受けないのは、私たち５人だけくらいとしたら…」
惟 「私たちが行くしかない!! そーに決まった!! もいちどGO!!」
舞 「そーだそーだ、GOGO!!」
美姫 「……」
彩香 「どしたの、美姫？ みんな、困るくらいに 盛り上がっているのに？」
美姫 「…もうヤダぁ!! せっかく、帰ってきたと思ったのにぃ!! 美姫、おウチ帰るぅぅぅ!!」
彩香 「あややや、…幼児化しちゃったよ」
舞 「みっともないー!!」
惟 「…って、アンタに言われちゃあオシマイやね…」
嶺子 「あら!!」
沙夜子 「オッケー!! この子は もらっていくよ!!」
惟 「美姫!!」
彩香 「待て!!」
美姫 「あーーーん……」
嶺子 「たいへん!! 連れていかれましたわ!!」
惟 「追わなきゃ!!」
惟 「どっちに行った？」
嶺子 「向こうにある、街の方です!!」
舞 「追えー!!」