霧香 「おおっとぉ!! ちょうど 間にあったわね!! ここから先には 通さないわ!!」
霧香 「…なぜならこの森の先にある洞窟に入らせるワケには行かないからよっ!!」
惟 「あ、わかってます」
彩香 「サッサと倒して サクサク行っちゃいますんで、おかまいなく」
霧香 「へ? じゃ、パスワードも知ってる?」
嶺子 「ええ」
霧香 「洞窟をぬけると、どこにつながっているかは?」
舞 「水の神殿でしょ?」
霧香 「……そう。 なんか、さびしいな……ってたそがれてるバアイじゃないっ!!」
霧香 「…そこまで知られたからには……ここは通さないよっ!!」
霧香 「今度こそ、パワーアップ最終段階まで行った霧香ちゃんの力を思い知れ!!」
ステージ17・スタート!!
勝利条件:ボス・霧香を倒し、洞窟に入れ!!
……あたたかい光が あたりをつつんでいる……
=惟・舞 「待機するだけで回復するのぉ!! うれしい!!」
=嶺子 「ここは待機するだけで回復するんですね。 ついてますね(はぁと)」
=彩香 「ここは待機してるだけで回復するみたいだ!! ラッキー!!」
=美姫 「ここは待機してるだけで回復するみたいね。 ……あったかい……」
=汎用 「今度も、木の根っこには 何かないかな?」
=汎用 「何もないかぁ……」
=汎用 「この、木の根っこには 何かないかなぁ?」
=汎用 「何もないかぁ…。 今回は捜しても何もないのかなぁ……」
=汎用 「あれ……?」
=惟 「あ…もう高いところには戻れないんだ… …いい所だったのに……」
=嶺子 「もう、待機しても回復しないみたいですわね……」
=舞 「あー!! 今おりてきた所 もう戻れないー!! いい所だったのに!!」
=彩香 「高いところから おりたからもう 戻れないじゃん!!」
=美姫 「あれ……おりたところはあたたかくない……もう待機してもあまり回復しないみたいですね……」
=汎用 「この、木の根っこには 何かないかなぁ?」
=汎用 「何もないかぁ…。 どうやら今回は木の根っこにはなにもないみたい……あれ?」
……木には ナイフで 文字が ほってある……
…「右に3歩・上に1歩・右に2歩」…
=惟 「何か落ちているかな? これからは 下だけじゃなくて、上も見て歩こう!! おー!!」
=嶺子 「そこに何か あるんでしょうね。 行ってみましょ、わくわく♪」
=舞 「わーい!! きっと ここには何かあるぞぉ!!」
=彩香 「ふうん。 上もちゃんと 見て歩かなくちゃね!!」
=美姫 「うつむかないで 歩かないとね。 そこに行ってみましょ。」
=汎用 「あ、なんか落ちてる……」
……「腕力のモト」…… 腕力が3アップした!!……
=汎用 「やったぁ(はぁと)」
霧香 「かがやくひかりー!! シールド全開!! 最終段階パワーアップ!!」
霧香 「背中のバーニアON!! 手からミサイル!! レジューム機能も付いて だんぜんオトク!!」
霧香 「さぁ勝負よっ!!」
霧香 「ええーん、せっかく 緑の体にまでなったのにぃぃぃぃぃ!!」
惟 「さて、この洞窟ね」
舞 「いくぞぉ!!」
……洞窟の入口は 見えないカベでおおわれている
舞 「いったーい!! ハナぶつけちゃったー!!」
嶺子 「…そうそう、パスワードを、となえてみましょう」
彩香 「先にやってやりゃぁいいのに…」
パスワードを入力してください
○
ABCDEFGHIJKLMNO
PQRSTUVWXYZ
嶺子 「いや、パスワードは 『LISTEN TO THE RAINDROPS』 でしょ?
……ゴゴゴゴゴ…… 洞窟に存在していた、見えないカベは 見えないながらもなくなったようだ……
美姫 「これで、通れるように なったのかしら?」
彩香 「大丈夫か?」
惟 「あ、意外と 恐いモノ知らずだな」
舞 「よぉし!! 舞ちゃんも こんどこそ行くぞぉ!!」
嶺子 「それでは、まいりましょう。 安全なようですし」
惟 「そうね……」
彩香 「ここで、はぐれても、困っちゃうモンね」
ステージ17・クリア!!
1時間後……
舞 「わーい、ひろいひろーい!!」
嶺子 「こんなに、地下の洞窟が続いているとは……。 すばらしいですね、自然って!!」
彩香 「あんさん、どうみたって人工建造物でんがな!!」
5人は、仲よく地下の洞窟を進んでいる……
6時間後……
美姫 「つかれたぁ……」
嶺子 「こう、いつまでも続くと、アキますわね」
36時間後……
舞 「くー……」
美姫 「ふにぃ……眠くなってきたよぉ…」
惟 「いつまで続くのよぉ!!」
嶺子 「あ、こんな所に木の実が落ちていますわ(はぁと) …とりあえずこれでも食べて休みましょうよ」
彩香 「そだね……」
2週間後……
彩香 「あ、野ウサギじゃん!! つかまえよーぜ!! もう木の実はアキたぞ!! …久しぶりの肉だ!!」
美姫 「ああ……すっかりすさんでいる……」
嶺子 「わたくし、ベジタリアンですから この木の実もなれてみると けっこうおいしいですわよ」
惟 「都合よく木の実が落ちているのはいいけど、よくまぁ同じモノばっか食べ続けられるもんね……」
3ヶ月後……
惟 「……」
舞 「……」
彩香 「……帰ろっか?」
嶺子 「……そうしましょうか」
惟 「もう、世界なんてどうでもいいや」
彩香 「そだね」
惟 「今ごろ、もう世界は滅びているんじゃない? ナージュの影響で」
美姫 「……ああ、みんなあっさりヤル気を失っている……」
彩香 「美姫は、丈夫だな、イガイと」
美姫 「はぁ、生まれつき逆境には強いものですから………あれ?」
舞 「どーしたの?」
美姫 「向こうに……人影が!!」
惟 「ホント?」
彩香 「何かあったか?」
嶺子 「ではでは、行ってみましょ!! これで、何か進展するかも知れませんわ!!」