FANG TOP COLUMN Weekend (75)
2002/ 7/ 6 

キタノザウルス
 あまり知られていませんが、JR東西線の北新地駅の地下のコンコースの隅に、恐竜の銅像があります。 この恐竜キャラクター、名前を「キタノザウルス」と言い、1997年3月に同駅が開業して暫らくたった6月に、この場所に設置されたようです。 

 当初は待合せ場所のランドマーク的存在になればとの思惑だったのでしょうが、あれから5年、この場所を待合せにする方は少ないようです。 普段はあまり人の来ない片隅で、独り寂しそうに座っていますキタノザウルス しかし、毎年七夕の時期には、横に笹が設置され、普段立ち止まらない通行人も近寄ってきて、置かれている短冊に願い事(など)を書いて吊るして行くので、少しだけ華やかな雰囲気になり、キタノザウルスも喜んでいるように思います。
 この帽子を被って座っているキタノザウルスは、背中に俵を背負っていて、横から見ると、細長いシッポを平仮名の「つ」の字に曲げており、お行儀もいい感じです。 足元のプレートには「あいたかってん、首を長くして待ってます」と書かれていますが、このキタノザウルスにはもう1つ知られざる秘密が隠されているのです。 それは右後足の裏に、とあるメッセージが短い英文で書かれているのです。 その内容はここでは述べませんので、機会があれば訪れて、是非覗き込んで、ご自身で“触って”確認して下さいね。

(JR東西線 北新地駅下車すぐ / JR大阪駅から徒歩約8分)