天保山マーケットプレース内に、大阪の老舗の飲食店が集まった“なにわ食いしんぼ横丁”がオープン(2002/7/20)しました。 ナムコ(ナンジャ)のプロデュースにより、昭和40年代の大阪の下町(駅前商店街)を再現しています。 横浜にある既存のラーメンやカレーの単一食ジャンルのテーマパークと異なり、ここは“大阪”という地域グルメがテーマになっています。 |
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ここには、ネコのテーマストーリー“えべっさん伝説”もあります。
連日、嵐が吹き荒れ魚の獲れない日が続く漁村に、ある日一匹の子猫が捨てられていた。 情け深い村人たちに、自らの貴重な食べ物を分け与えられて育った子猫は、村人に恩返しをしようと、荒れ狂う海に向って“好きやねん!”と叫んだ。 すると、海の中から一匹の子鮫が現れ、子猫は子鮫に跨って海へ消えていった。
翌朝、海には大量の魚群が現れ、天空より黄金の舟に乗った7匹の猫が降臨し、海は魚で満ち溢れた。 この子猫と子鮫は、海運と商売繁盛の神様「えべっさん」の化身で、7匹の猫は七福の神々「福猫神」である。
…と言う内容が記載された、サメに跨ったネコのキャラクター“食いしんぼえびす像”が広場にあり、一角には舟に乗った7匹の福猫神が祭られた七福神社もあります。
この食いしんぼ横丁は、“国鉄なにわ”駅前商店街をイメージした雰囲気になっていて、高架のガード下の“電車通り”とされているところでは、到着する電車や駅のアナウンスの音だけでなく、電車の振動で通りの街灯が微妙に明滅するこだわりまで…。
街並の壁や電柱などに貼られている広告チラシや看板は、よく見ると全て“海”関連のキーワードが入っていたりします。
“ここもぐって500m”なんて書かれている旅館の案内板もあったりしました。 |
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( なにわ食いしんぼ横丁:入場無料 / 地下鉄中央線大阪港駅下車徒歩約5分 ) |