FANG TOP COLUMN Weekend (84)
2002/ 9/ 7 

京都市動物園
 京都市動物園で飼育されていたチョウセンオオカミの「ウルップ」が、8月2日死亡しました。 このオオカミは同園で唯一のオオカミであったとともに、国内で飼育されている最後のチョウセンオオカミでした。京都市動物園  ウルップは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌中央動物園から贈られた雌雄のチョオセンオオカミの親から、同園で産まれた日本生まれの雌のチョウセンオオカミで、14歳でした。 同園のオオカミ舎の近くには、飛行回転タイプの子供用遊具があって、ウルップはその動きが気になってか、よく見つめていたのが印象的でした。 ウルップが居なくなったオオカミ舎には、写真とともに「さようならウルップ」の掲示がされていました。
 ウルップが死亡して2週間後の8月16日、同園の雄のチョウセントラ「龍成(リョンソン)」も死亡しました。 リョンソンも同じく平壌中央動物園から贈られ、同じく14歳でした。 この夏の暑さは、動物的に高齢な身体にも負担をかけたのかもしれません。

京都市動物園 動物園へ行っても普段はあまり眺める事のないサルですが、同園のアカゲザル舎の中央には、ハムスターの飼育で運動用に設置されている“回し車”タイプの巨大な遊具が設置されており、これに群がって振り落とされないように遊んでる姿は、見ていて楽しいものです。
 また、クマ舎のクマは普段表側の檻にいるのですが、夕方の食事時になると、裏の寝室側へ移動しますが、クマ舎の裏側へも回り込んで見れるので、魚などの餌を食べているところを、金網越しに至近距離で見れます。
 ビルマニシキヘビなどの居る屋内爬虫類舎もありますが、夏季期間、ワニなどの一部は屋外展示室に居ます。
 それと…、檻の中の動物気分を味わいたい人用に?、専用の檻も用意されていたりします。(^^;

(京都市動物園:京都市営バス「動物園前」下車すぐ京都市動物園のWebサイトへLINK/京都市左京区)