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微風でも、走らず真上に高く揚げる事のできる凧“バイオカイト”には、鳥や動物など、さまざまなデザインのものがあり、手軽に楽しむ事ができます。
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地上から見上げると、翼を広げて飛んでいる野鳥のように見えますが、これは鳥形にデザインされたバイオカイトなのです。
和凧は凧に対して垂直方向からの風を受けて風圧で揚がるのですが、バイオカイトは水平方向の風に乗って、揚力で飛びます。 ですから、斜め方向に引っ張られる従来の凧と違って、ほぼ真上へ揚がって行きます。 高く揚がっても、ぐいぐい引かれる感覚は無く、ふんわりした感じの手応えです。
バイオカイトは本体そのものも、シートを超軽量の不織布、骨組をグラスファイバーや薄い発砲スチロールなどの軽量素材で構成しているので、従来の凧が揚がらない微風でも、走らずに揚げる事ができます。 凧揚げ用ハンディリールを使えば、片手でも簡単に揚げる事ができるので、足が不自由で車椅子に乗っている方でも、凧揚げを楽しむ事ができます。
デザインも基本的に左右対称であれば形状が自由な為、好きな絵や写真をパソコンとプリンタを使って出力し、貼り合わせてカイトにできます。 既に動物デザインのものもいく種類か販売もされており、例えばオオカミも、微風で揚がってゆき、空高くから見下ろすように安定して飛びます。
左右対称を正確に考慮して製作すれば、翼長の大きな首の長い白鳥タイプも空高く飛びます。 ファルコンも手元から飛び立って舞揚がって滑空し、糸を巻き取りながら引き戻す、まるで鷹匠になった気分ですね。 また、12月には翼竜プテラノドンも販売され、デザイン的に適しているのか、僅か3分で530mも上がったそうです。 恐竜好きにもバイオカイトは楽しめるものになりそうです。
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（ 販売：(株)森久エンジニアリング／伊丹市西台、バイオカイト： ） |
