FANG TOP COLUMN Weekend (164)
2004/3/20 

オオカミの「ロビーくん」
 大阪市に本拠地を置くサッカーJリーグ「セレッソ大阪」のチーム名の由来は、大阪の市花である“さくら”を意味するスペイン語で、そのチームキャラクターは、“知性と俊敏性、グループで狩りを行う団結力”をイメージする“オオカミ”です。

 このオオカミキャラの正式な名前は「ノブレ・バリエンテ・アッチェ・ロビート・デ・セレッソ」というスペイン語で、意味は「高貴で勇敢な、由緒あるセレッソ家の"オオカミの息子"」なのですが、長いので“ロビー”の愛称で呼ばれています。 イメージキャラクターも凛々しいのですが、チームエンブレムにもさくらと並んでオオカミがデザインされています。
セレッソ大阪のマスコットキャラ  スタンドのサポーターが振る応援旗の中にも、このエンブレムのオオカミデザインのものもあるのですが、スタンドの最上部にはリアルオオカミの顔の横断幕が掲示されていたりもします。
 マスコットキャラ・オオカミの着ぐるみロビーくんは、試合開始前の外周トラックなどに現れ、ゴール裏附近の大旗サポーターたちとジェスチャーでグリーティングします。 また、スタンド内にも現れて観客の横まで来る事もあり、気にいった観客を連れ去って(?)、試合のハーフタイム時間に行われる“ロビータイム”のイベントに参加させたりもするようです。
 ホームグラウンドの長居スタジアム(長居陸上競技場)では、セレッソ大阪の試合が行われる日のゲート横に、FRP製等身大ロビー人形が置かれて、記念撮影スポットになっています。 また、スタジアムの売店で販売されている応援グッズの中にはロビーくん関係のものもありますが、“大阪限定”販売の「むき栗」は、パッケージの裏側にもロビーくんのイラスト付きです。

(セレッソ大阪の公式Webサイト:セレッソ大阪の公式WebサイトへLINK