FANG TOP COLUMN Weekend (176)
2004/6/12 

静岡県・天竜川
遠州はまきた飛竜まつり
 竜のように暴れてその川筋を変えた事から名付けられた“暴れ天竜”とも呼ばれる「天竜川」。 その天竜川の河川敷に揚げられた全長50mの飛竜(赤いドラゴン)を背景に、毎年6月の第1土日に「遠州はまきた飛竜まつり」が行われています。

 巨大な竜の絵が描かれている浜北大橋の北側の河川敷(浜北市・中瀬)では、祭りの日の昼間は浜北凧の凧揚げコンテストが行われます。 風でブーンといううなり声のする横長の凧の中には、“天竜”にちなんで、竜の絵柄の凧などもあり、凧揚げ参加各組の控え場所の横で、揚げている凧のミニチュアやミニ旗なども販売されています。
遠州はまきた飛竜まつり  祭りのシンボルである飛竜の頭部は、日中、遠州鉄道浜北駅前の「なゆた浜北」の広場で引き回し展示された後、夕方には河川敷に運ばれ、別途組み立てられた胴体と足とに一体化し、2機の大型クレーンで上空へ揚げられ、その飛竜を背景に、夕暮れから飛竜火まつりが開始します。 たいまつ行列などが行われてゆき、祭りのフィナーレには、暗闇となった夜空の竜が口から火を吐き、花火が始まります。 次々頭上に上がる打上げ花火や手筒花火が続き、クライマックスには、竜の蛇腹の下にも火が点き、口からも火を吐きながら飛んでいるかのような「飛竜ナイアガラ」を見れます。
 (但し、竜自身は“燃え”てしまう訳ではありませんが、見ている竜好きには“萌え”かも。)

【飛竜火祭り:毎年6月の第1土曜/浜北市中瀬の天竜川河川敷 】
(遠州浜北飛竜まつりの日程は、開催前に浜北市のWebサイトに掲載/浜北市の公式Webサイト:浜北市の公式WebサイトへLINK