カレンダーは月曜から始めてくれんかのぉ

 カレンダーを眺めていて不思議に思ったことはないだろうか?一週間は日曜日から始まり土曜日に終わるということになっている。そして、ほとんどのカレンダーもそれに倣い日曜日が一番左に来て土曜日が一番右に来ている。しかし、それがまた使いにくかったりするんだよな。

 昔は一週間は6日働き1日休むものだった。だから休日である日曜日を一番最初にもって来たのだろう。しかし、時がたつに連れて日曜日の前の日である土曜日も半日休みということになった。日曜日の前なので休み安いのだろう(月曜日の午前中いっぱい休みよりだったら土曜日の午後から休みのほうが嬉しいだろう普通)。そして、現代は週休2日のところも多いが、土曜日と日曜日が休みである。こういう歴史的背景があるから、週のはじめと終わりが休みなのだろう。

 しかし、2日連続する休みがカレンダーで分断されているというのは不便である。特に私のような競馬をやる人間にとっては中央競馬のレースは土日をセットで考えている場合が多いので不便なんだな。だから私は某競馬雑誌社が発売している競馬カレンダーを部屋に飾っている。もちろん馬の写真を飾りたいからという理由もあるが、競馬カレンダーなら日曜日が週の最後に来ているので見やすいからだ。また、日々の予定を書き込む手帳も日曜日が最後にくるものを使っている。

 何も土日をセットで考えたいのは競馬ファンばかりではない。私は学生時代ワンゲル部に所属していて金曜の夜(or土曜の朝)山などに出かけて日曜日に帰ってくるということが多かった。ワンゲルに限らず旅行とかは大抵こうなので、予定を立てるときは土日はセットになっている方がよい。こういう趣味関係だけではなく何日か連続で行うイベントは日曜日が最終日になっていることが多いので、そういうイベントの企画者にとっても一週間が日曜で終わってくれたほうが、予定を立てやすいだろう。

 だからカレンダーは月曜日に始まり日曜日に終わるほうが、現代人の生活にマッチしていると思う。そこで一般人の方にも競馬カレンダーをお勧めする(笑)現代語では「週末」といった場合、そこには日曜日も含まれているもんだよね。

 週末のロマンは月曜日に始まる(某週刊競馬雑誌のキャッチコピー)。だから1週間は日曜日で終わるべきなのだ。


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