インターネットネット上のマナー


初版は1998年1月に書きましたが、その後の状況の変化等をふまえて追記します。(00/3/14)
1998年に書いた部分はこの色、2000年に追記した部分はこの色です
 インターネットのすばらしさの一つに、いろいろな環境の人達が通信できるということがある。パソコンを使っている人もいればワークステーションを使っている人もいる。UNIXを使っている人もいればWindowsやMacなどを使っている人もいる。WWWを閲覧するのにネットスケープを使っている人もいればIEを使っている人もいるし、画像を読み込んでいる人もいれば通信速度や電話代の関係で画像を読み込まない人もいる。

 しかし、このインターネットの利点を理解してかしていないのか、自分と全く同じ環境でインターネットに参加している人のことしか前提としていない人が結構いる(特に非UNIXユーザに多いような気がする)。

 ここでは、もう少し受けてのことも考えてもらうために、マナーに反していると思われる事例をあげてみる。もちろん、そういう人を中傷するわけではなく、「こうしたほうがいいですよ」とアドバイスをするだけのつもりだが。 特にWWWに関しては。メールは相手に送りつける(<乱暴ないいかただが)ものであるのに対し、WWWはアクセスがあって初めて送られるものだからだ。WWWでは別にマナーが悪いページ(というか見づらいページ)があったところで、我々はそのページを見にいかない権利はちゃんと保証されているのである。だから、別に守られていようが守られていまいが実害はないものなので、「こうすればあなたのページはもっと見やすく(or使いやすく)なります」と言ってる程度だと思って欲しい。もちろん、プライバシーを侵害したり名誉毀損をするようなページはマナー(作法)というよりはエチケット(礼儀)(というよりはモラルか)に反するので、してはいけないことだということは言うまでもないが。

メールのサブジェクトに全角文字を使う

メールのサブジェクトは本文とは別に処理されるので、たとえ本文の全角文字が読めてもサブジェクトは文字化けしていることが多い。したがって、基本的には英数半角文字以外使ってはいけない。ただし、メールの場合不特定多数が相手の通信ではないので、それが送られる相手全員が漢字サブジェクトを読めることが判明してる場合は例外だが。「全角サブジェクトの使用を認める」と案内に明記されているわけでもないMLに全角サブジェクトをつかうのはもっての他である。

98年の時点ではサブジェクトが通信経路の途中にあるマシン(サーバやゲートウェイ等)で化けてしまう「通信経路上における文字化け」も多かったので全角文字使用はマナー違反とされていたが、現在では少なくとも「通信経路上における文字化け」はほとんどなくなっているようである。だから、サブジェクトが化けるのはほとんどが送り手と受け手の環境の違いによるものであるが、その数は以前よりも格段と減っている。だから全角サブジェクトが問題になるのはそんなになくなったが、それでもたまにおきるようである。一概に全角サブジェクトがマナー違反とはいえなくなってきているかもしれないが、自分の使っているメーラの設定に自信がなければ全角サブジェクトは使わないほうが無難なのかも。

Webページのドキュメントタイトルに全角文字を使う

以前「ドキュメントタイトルはブックマークなどにもそのように登録される正式名称だから無理に英語(ローマ字)を使わずに日本語を使うべきだ」と書いているページを見かけたが、あまりにナンセンスだと思う。日本語タイトルのページをブックマークに登録しようとすると環境によってはタイトル が文字化けするので、それを防ぐために英数半角以外の使用は控える慣習になっているのに。(ちなみに全角文字を使うとツールバーにも正確に表示されないよ。)

これは守っていない人が多いですね。最近のOSではツールバーが日本語表示OKのことが多いかもしれないが、それでも化ける場合がある。(WindowsにICQ日本語パッチをいれたらNetscapeのドキュメントタイトルが化けることが多くなった。)EUCで書かれたページをパソコン等SJISマシンで読んだり、SJISで書かれたページをEUCを使用しているUNIXワークステーションで読んだりすると化ける確率が高いのかな?

サブジェクトを読まなければ意味が通じないメール

たとえば私の大日本珍名馬百科にネタを提供するのに、本文中には馬の名前だけ書き連ねたメールを送ってくる人がいる。たぶんサブジェクトには「珍名馬」とかって書いてるとは思うが。メールは本文を読んだだけで意味が通じるように書くべきだ!しかもこういう人に限って全角文字を使ってサブジェクトを書いてるので、文字が化けてて真意は伝わらない。

サブジェクトを読んでも意味が通じないメール(笑)

こういうのはネット上のマナー以前に人間的に問題がある可能性が極めて高いです。無視しましょう。

メールアドレスが(文字で)掲載されていないWebページ

Webページを公開する以上、個人なら制作者の、企業・団体ならWWW責任者のメールアドレスを公開するのが礼儀だと思う。
それからこういうふうにするだけで本人はメールアドレスを公開しているつもりになっている人がいるが、このメールの出し方をサポートしていないブラウザもあるんだよな。特にNetscapeはフルセットをダウンロードしてインストールするとめちゃくちゃ重いのでナビゲーターのみを使っている人も多いし(他のブラウザはよくわからんが)。

ちなみに私はブラウザ付属のメーラは不安定で使う気がしないので基本設定をしてません。

回避方法としてはブラウザ付属のメーラを立ち上げ、アドレス部分をコピーして普段使用しているメーラのアドレス欄に張り付けるとか、ソースを見るということが可能だが、そんな面倒なことをしてまでメールを出したいという人はそれほどにはいないと思う。

機種依存文字を使う(特にローマ数字)

もちろん機種依存文字は使ってはならない。私は競馬ページを見にいくことが多いが " G I " の 1 などローマ数字を使っているページが結構多い。ローマ数字が機種依存文字だということに気づいていない人が多いのではないかと思われる。

フレームを使って他人のページをあたかも自分のページのように見せる

おそらく意図的にやってるわけではないのだと思うが、他人のページにリンクを張るときにTargetを _TOP とかにしないで、自分のページの一部であるフレームに表示させてるようなページが結構あるんだよな。

フレームはむやみやたらと使わずに、きちんと理解した上で使って欲しい。

日本ではどうか知らないが、アメリカではこれで著作権侵害で訴えられて敗訴した事件があったらしい。要注意!!

画像を読み込まなければ見づらいページ

画像を読み込まないモードの人のことも考えて、壁紙を使うときはバックの色をそれと同系統の色にしたほうがよい。

画像を読み込んでも見づらいページ(笑)

こういうページを作る人って他人に読んでもらおうという気があるのでしょうか?謎である。

クリッカブルマップを読み込まなきゃリンク先に飛べないページ

クリッカブルマップを使うこと自体はまだいいんだが、画像の他に文字によるリンクは必須だと思うんだが。クリッカブルマップの場合画像を読み込まなきゃリンクがつながらないんだし。

 最低限これぐらいはどうにかしてほしいものですね。


 それからこれはマナーではないだろうけど気になることが、

「ホームページ」のことをHPと書いている

「ホームページ」という和製英語があるが、これは「ブラウザの立ち上げ時に出てくるよう設定されているページ」ないしは「ある一群のページ群の中の基幹となるページ(トップページ)」の意味で使われる。ここまでは「ホーム」の意味があるので許容範囲である。しかしマスコミの影響で「Webページ全般」を指すのに「ホームページ」を使う人がいるが、あまりよい言い方とは言えないので私はこの意味では極力使わないようにしている。それを不快に思う人も結構いるし。
まあ、さらにふざけてるのは「ホームページ」の略称でHPと書く人がいるということである。もともと和製英語だし、普通コンピュータ用語でHPといえば当然ヒューレットパッカードのことであるのに、どうしてこういう混乱を招くような言い回しをするんだ?

こないだ英語のページの中で「ホームページ」という和製英語を表すのにHPと書いていたのには笑ってしまった。しかも私よりも英語に熟練していると思われる人のページでである。

たとえば野球で "Base on balls" を指す和製英語の「フォアボール」を略すのに BB と英語のほうを使うんだから、ホームページだからといってHPとするのはおかしいだろう。

まあ、この件についてはいろいろ意見の分かれるところであるが、少なくとも英文中で"Webpage"のことを指すのに"HP"と堂々と書いているのはあまりに間が抜けていると思う。


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