2001年10月28日(日) 4回東京8日目 15:35発走
11R 第124回天皇賞(秋)
 3歳以上・オープン・G1(定量) (牡・牝)(指定) 芝 2000m

 外国産馬出走枠のルールせいで、出ていれば人気になることが予想されていたクロフネが出走できなかった。外国産馬の出走を制限することは必要だとは思うが、現在のルールだと最終的には「過去1年間の獲得賞金」ということが生きて来るので3歳馬には不利な条件である。この辺は改善の余地がある。それとも3歳馬は素直に菊花賞を目指せということだろうか。菊花賞ならクロフネは距離的に長そうだと思うが。クロフネが出走できないということはクロフネを買おうと思っていた人にとっても切ろうと思っていた人にも残念なことである。ちなみに私は切っておいしい配当に預かろうと思っていた人間のうちの1人である。それにしても武蔵野Sのクロフネは強かった。

 さて、昨年の覇者テイエムオペラオーだが、現役最強であることは確かだが昨年ほどの力は無くなってきていると思う。昨年は明らかに他の馬とは力が違っていたが、今年はそれほど他の馬と差がない「普通の強い馬」である。絶対的な信頼はおけず、むしろ2000mはどうにか守備範囲だがベストの距離ではない。JCや有馬では期待できるが負けるとすれば天皇賞・秋である。3強のうちの残りの2頭は2000mが得意な馬である。そこでとりあえず1番人気の今回は消しとする。

 本命はステイゴールド。前走は見事なぐらいの斜行でナリタトップロードを落馬させてしまい降着であった。それでもオペラオーに先着はしているわけであるし、高齢ながら力は衰えていない。過去に秋天で2着に2回も来ておりこのコースとの相性は抜群である。苦手な休み明けでもあれだけのレースができるのだから叩いた今回は買いである。

 対抗はメイショウドトウ。宝塚記念制覇以来の出走ということだけが気がかりだが、この馬も2000mがベストな距離である。2400m以上の距離はともかく、2000mではオペラオーよりも期待できる。もともと休み明けを苦にしないタイプの馬であり、あっさりということも考えられる。個人的には「GIで2着続きの馬」のよしみで今回はステイゴールドに勝たせやって欲しいところだが。

 上記2頭が本線だが、馬券的にはワイドを中心とする。オペラオーが割り込んで来ても的中だし、その他の馬が3着以内に来るとそこそこの配当にはなるかも知れない。そもそも「勝つ確率」はともかく「3着以内に入る確率」はこの2頭がずば抜けているだろう。

B馬名性齢騎手斤量
1 1 ロサード      牡5 横山典弘 58
2 2 $メイショウドトウ  牡5 安田康彦 58
3 3 トーホウドリーム  牡4 *江田照男 58
4 4 ステイゴールド   牡7 *武豊   58
B4 5 サイレントハンター 牡8 *吉田豊  58
5 6 テイエムオペラオー 牡5 和田竜二 58
5 7 メイショウオウドウ 牡6 飯田祐史 58
6 8 イブキガバメント  牡5 河内洋  58
6 9 サイレントセイバー 牡6 田中勝春 58
710 $アグネスデジタル  牡4 *四位洋文 58
B711 ダイワテキサス   牡8 柴田善臣 58
812 ジョウテンブレーヴ 牡4 蛯名正義 58
813 トレジャー     牡3 岡部幸雄 56
結論
[馬連]
2- 4    ・・・ 1000pts  
[ワイド]
2- 4    ・・・ 3000pts  

レース後のコメント
 この日は雨模様。オペラオーがGIに出てくると何故か雨になることが多い。しかし、勝ったのはオペラオーではなくアグネスデジタル。芝・ダート兼用のミスプロ系は重馬場に強い。オペラオーは2着。結局重馬場適性の強い2頭を買っておけばよかったのか。

 ペースを握る筈のサイレントハンター(これが引退レース)が出遅れ、メイショウドトウが押し出されてハナを切る。テイエムオペラオー、ステイゴールドの人気馬も前からのレース。ペースは早くならず、距離が微妙だったアグネスデジタルには有利な展開となった。実質は後半1600mぐらいしか競馬をしていないようなペースだったし、このメンバーでマイルを戦わせたらアグネスデジタルが勝つに決まっている。

 このレースの前日に私は西門の飲み屋で見知らぬオヤジと競馬談義に花を咲かせていた。やたら武勇伝を語るオヤジだったが、そのオヤジがアグネスデジタルをしきりに勧めていた。前走・前々走を見ている限りでは調子は絶好調だし、クロフネが出走できない原因となり非難されるもしれないのにわざわざ出走させるというのは勝算があるからだろうということである。結局馬場や展開も味方してマイルチャンピオンシップ(JRA)と同じように大外からの一気で勝利をものにした。ベストはマイルだろうと思うが展開次第では2000mでも大丈夫であることを証明した。そのオヤジは天皇賞は当たったのだろうか。

 ステイゴールドは人気の時はダメな馬なのか。日経新春杯は勝ったもののもともと重馬場は得意ではない馬でもあるが。これだけの実績馬なのだからせめてGIを1つは勝って欲しいものである。

外れ



2001年10月28日(日) 4回東京8日 天候 馬場状態
11R第124回天皇賞(秋)
3歳以上・オープン・G1(定量)(牡・牝)(指定) 芝2000m 13頭立

馬名性齢騎手斤量タイム着差コーナー順3F体重厩舎賞金
710$アグネスデジタル 牡4四位洋文 58 2.02.09-10-735.4 4452(栗)白井寿昭13200
56 テイエムオペラオー牡5和田竜二 58 2.02.22-4-435.8 1470(栗)岩元市三5300
22$メイショウドトウ 牡5安田康彦 58 2.02.621/21-1-136.5 2510(栗)安田伊佐3300
68 イブキガバメント 牡5河内洋  58 2.02.73/49-11-1135.9 5490(栗)橋口弘次2000
711 ダイワテキサス  牡8柴田善臣 58 2.02.8クビ2-6-436.311478(美)増沢末夫1320
57 メイショウオウドウ牡6飯田祐史 58 2.03.113/49-11-1136.2 9468(栗)飯田明弘
44 ステイゴールド  牡7武豊   58 2.03.413/42-4-437.0 3428(栗)池江泰郎
813 トレジャー    牡3岡部幸雄 56 2.03.51/22-2-237.4 7500(美)藤沢和雄
11 ロサード     牡5横山典弘 58 2.03.61/26-7-737.0 6428(栗)橋口弘次
10812 ジョウテンブレーヴ牡4蛯名正義 58 2.03.73/46-3-337.5 8490(美)相沢郁 
1133 トーホウドリーム 牡4江田照男 58 2.04.06-7-737.410462(栗)田島良保
1269 サイレントセイバー牡6田中勝春 58 2.04.211/29-11-1337.213460(美)佐藤全弘
1345 サイレントハンター牡8吉田豊  58 2.04.831/29-7-738.212492(美)大久保洋

LAP 13.6-12.1-12.2-12.2-12.1-12.0-11.9-12.0-11.5-12.4
通過 37.9-50.1-62.2-74.2  上り 71.9-59.8-47.8-35.9  平均 1F:12.20 / 3F:36.60
単勝  10 ¥2000  複勝  10 ¥390 / 6 ¥120 / 2 ¥130
枠連  5-7 ¥1780 (5)  馬連  06-10 ¥2790 (5)
ワイド  06-10 ¥850 (6) / 02-10 ¥890 (7) / 02-06 ¥180 (1)

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