府中開催のフィナーレを飾る重賞エプソムカップ。最近はハンデ戦時代ほどは荒れなくなってきたが、今年は混戦模様が予想される。だから穴っぽいところを狙ってみる。

　本命はロードフラッグ。府中芝1800mはこの馬にとってベストの条件。しかも、春から夏にかけて調子をあげていくタイプであり、今回は叩き３戦目ということで期待ができる。８歳という年齢がネックだが、今回は久々にベストな条件でのレースであるし、ここ２戦の惨敗（正確には３走前のマイルＣＳも惨敗している）から人気もないので妙味は十分である。

　対抗はサイレントディール。３歳前半までを除くとダートでの活躍の多い馬だが、芝に戻ってからも大阪杯３着とこのメンバーの中では格上である。大阪杯は逃げて粘ってという展開だったので、直線の長い府中ではちょっと割引いて考えるが、それでも格を考えると押さえておきたい。

　馬券的には◎から馬連流しと、◎−○からの３連複流しが狙い目。