昔は堅い重賞だったがハンデ戦に変更となってからは荒れる重賞となった。荒れる原因はハンデにある。斤量を背負わされた馬の不振により波乱傾向となっている。また、時期的に４歳馬と古馬の力の差が測りづらいこともあってか、４歳馬が若干軽めの斤量に設定されることが多く、４歳馬の活躍が目立つ。４歳馬を中心に考えた方がよいだろう。

　本命はコスモシンドラー。前走は阪急杯２着で距離が延びてどうかだが、マイルまでなら通用するだろう。南半球産（オーストラリア）のため年齢の割に成長があるだろうし勢いのある４歳馬が有利のこのレースは狙い所である。

　相手には「斤量56kg以下の馬全て」。背負わされた馬が不利でかつ波乱傾向にあるレースなのでこれぐらい狙っていこう。