2000年からフィリーズレビューという名前に変わったが、この「レビュー」の意味が分からなかった。Review 、つまり「事後に振り返ること」だと思っていたので何故これからクラシックが始まる前哨戦なのに Review なのかと思っていたのだが、実はレビューは Review ではなく Revue だそうである。 Revue とは舞踊劇という意味。つまり牝馬の舞踏劇というということらしい。

　さて、そのフィリーズレビューであるが、アンカツとやたらと相性のいいレースである。2003年に晴れて中央競馬の騎手になって、その年にヤマカツリリーで勝利。更に翌2004年にムーヴオブサンデーで勝利。笠松時代にも1995年にライデンリーダーという笠松の馬で征している。ディアデラノビアに騎乗した昨年は残念ながら４着だったが、まだまだ見限れない。

　というわけで本命はアンカツ騎乗のサンヴィクトワール。前走のエルフィンＳは楽勝だったし、未勝利戦を圧勝している阪神に場所が変わるとなお好条件。本命はサンヴィクトワールで決まりである。

　対抗は堅いだろうが阪神ＪＦ１番人気馬アルーリングボイス。阪神ＪＦでは２角と４角で２度の不利があり、力を出し切れずに14着だったが、１番人気に支持されただけに実力はあるだろう。前走は不利があったと割り切って考えればこの馬の実力は侮れない。

　馬連だと配当が安いと思われるので、本命サンヴィクトワールの方を頭とした馬単とする。