なんか今週は重賞多いな（笑）。クラシックの季節ももうそこまでやって来たからだろうか？そのクラシックのトライアル第１弾がこのチューリップ賞。昨年までは「魔のコース」阪神1600mで行なわれていたこともあって荒れる傾向があったが、昨年の阪神ＪＦの予想で書いたとおり、改装後は以前ほど荒れないと思われる。「荒れる」というイメージの抜け切るまでの間しばらくは手堅く買った方が期待値的に得だと思われる。

　さて、狙い目であるが、今回の「２強」はおそらく堅いだろう。３着までには来るものと思われる。阪神ＪＦの覇者ウオッカとシンザン記念で牡馬相手に２着に健闘したダイワスカーレットはとにかくこのメンバーだと格が違いすぎる。この２頭は手堅く押さえるしかないだろう。

　３頭目にはトライアルらしく「どうしても桜花賞出走権利が欲しい馬」を狙う。▲は桜花賞馬アローキャリーの仔で１戦１勝の無敗馬アロープラネット。母の中央時代と同じ山内厩舎の所属馬である。山内厩舎は過去の実績を見る限りはオークスを捨ててでも桜花賞を狙っているようなイメージがある。というか仕上げの早さに定評のある厩舎なので、底力のある馬が活躍するオークスよりも仕上がりが早い馬が活躍する桜花賞の方が活躍しやすいのだろう。そして、自身が管理した桜花賞馬の娘はどうしても桜花賞に出したいだろう。キャリアは浅いがまだ底を見せていない未知の魅力のあるアロープラネットを絡めた３連複で勝負だ！

　女の子の節句である桃の節句の日に行なわれる３歳牝馬戦だけに８枠（桃色の帽子）の馬というネタ馬券も考えたが、ちょっと買えそうにない馬が入ったので素直な勝負で。