2008年11月30日(日) 5回東京8日目 15:20発走
10R 第28回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 18頭立

 先週はリーディングジョッキー武豊が落馬負傷という残念なアクシデントがあった。武豊がJCで乗るはずだったメイショウサムソンは「元主戦騎手」石橋守騎手に乗り替わる。そもそもメイショウサムソンはもともと石橋守のお手馬である。サムソン&石橋というコンビでGIを3勝している名コンビなのである。それが昨年の(結果的に断念したが)フランス遠征をきっかけに武豊のお手馬となってしまった。そのメイショウサムソンが石橋の手に戻ってきた。石橋にしてみたら、ここは燃えるだろう。ここで結果を出せば名馬がまた自分に戻ってくるのだから。「メイショウサムソンと言えば石橋守だ!」ということをアピールするためにも、ここは本気で頑張ってくると思う。馬との相性という意味でも石橋はサムソンと合っているのだし、本気を出して頑張ってくることが間違いないメイショウサムソンを本命とする。

 相手筆頭は菊花賞馬オウケンブルースリ。長くいい脚を使うタイプであるし、「トニービン系種牡馬ジャングルポケットの産駒なので府中の方が合っているだろう」と菊花賞の前から思っていたら菊花賞も制覇してしまった。タイプ的に府中のクラシックディスタンス向きであるので狙ってみよう。相手は菊のときよりも強いが、適性がそのレベル差をカバーできる筈である。

 その他では今年のダービー馬であり、秋天でも差のない3着と健闘した3歳馬ディープスカイ、ルメールに乗り替わったというのが不気味なアサクサキングスを押さえておく。

 また、ウオッカも一応押さえておこう。秋天勝ち馬であるが、秋天では最高のレースをした。これ以上の上積みは過度な期待はできないし、前走で勝ちに行っていて激戦を征しているので目に見えない疲れなどの反動が心配だ。それでも府中コースで最も実績がある馬なので押さえておくこととする。あくまで「押さえ」だけど。

 今年は外国馬が小粒な感じが否めないので全部無印。いきなり大して注目もされていない外国馬が激走することがあるのがジャパンカップの怖さだが、外国馬が来ちゃったら事故だと思って諦めるということで、今年は日本馬中心で行こう。

 日本の人気どころの中ではマツリダゴッホは中山巧者であり、府中のビッグレースでは不要だろう。府中でももっと格下のレースであれば地力の違いで来ることもあるだろうが、さすがにJCで人気になるようじゃ買えない。

結論
[馬単]
2→9 ・・・1000pts
2→[1,4,15] ・・・500pts
1→2 ・・・500pts

B馬名性齢騎手斤量
1 1 オウケンブルースリ 牡3 内田博幸 55
1 2 メイショウサムソン 牡5 *石橋守  57
2 3 トーセンキャプテン 牡4 ペリエ  57
2 4 ウオッカ      牝4 *岩田康誠 55
3 5 ダイワワイルドボア 牡3 北村宏司 55
3 6 $パープルムーン   セ5 スペンサ 57
4 7 ネヴァブション   牡5 *横山典弘 57
4 8 トーホウアラン   牡5 *藤田伸二 57
5 9 ディープスカイ   牡3 四位洋文 55
510 オースミグラスワン 牡6 *川田将雅 57
611 $シックスティーズア 牡5 *ムルタ  57
612 $マーシュサイド   牡5 カステリ 57
713 マツリダゴッホ   牡5 蛯名正義 57
714 $ペイパルブル    牡5 *ムーア  57
715 アサクサキングス  牡4 *ルメール 57
816 スクリーンヒーロー 牡4 *デムーロ 57
817 アドマイヤモナーク 牡7 *安藤勝己 57
818 コスモバルク    牡7 松岡正海 57

レース後のコメント
 伏兵スクリーンヒーローが勝利。これは驚きである。ディープスカイがやってきた時はディープスカイが勝つのではと思ったが、勝ったのはスクリーンヒーロー。アルゼンチン共和国杯を勝った勢いでJCまで征してしまった。あまりアル共とJCってリンクしないので軽視していたが、スクリーンヒーローの強さは本物だった。また、デムーロの好騎乗も光った。夏に札幌芝2600mの1000万条件支笏湖特別を勝っているのだが、同じ芝2600mの1000万でもそれが阿寒湖特別ならもっと注目していたところなのに(笑)。それにしても矢野進厩舎から引き継いだ馬であるものの、鹿戸雄一厩舎は開業初年度でJCを勝ってしまうとは凄いよな。

 2着はディープスカイ。この馬が来たときは勝ったと思ったし、これは実際に乗っていた騎手にしてみてもそうだったんじゃないだろうか?それでもスクリーンヒーローに1/2馬身差及ばず。ウオッカ(3着)には先着して秋天の借りは返したのだが、新たな強敵が出現した。

 4着はマツリダゴッホ。中山じゃないコースにしては上出来だ。蛯名はスクリーンヒーローの前走には騎乗していたのだが、JCではマツリダゴッホを選んだ。JCだけ見ていると結果的には馬の選択に失敗した様に見えるが、実のところはマツリダゴッホは得意の中山で行なわれる有馬記念ではかなり有力なので、手放さないためにゴッホを選んだのだろう。

 我が本命メイショウサムソンは6着。最後の直線で見せ場はあったのだが、結局伸びずに6着。石橋騎手曰く「本当はウオッカの位置に行きたかった」。枠順がウオッカと逆だったらよかったのかな。どの道スクリーンヒーローが勝ったという時点で我が馬券は紙屑なのだが。

外れ



2008年11月30日(日) 5回東京8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【10R】 第28回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 18頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
816 スクリーンヒーロー牡4デムーロ 57 2.25.505-05-05-0534.0 941.0486 +2(美)鹿戸雄一25000
59ディープスカイ  牡3四位洋文 55 2.25.6 1/212-12-11-0933.8 13.4518 +8(栗)昆貢  10000
24ウオッカ     牝4岩田康誠 55 2.25.7 3/403-03-03-0334.3 23.7488 -2(栗)角居勝彦6300
713 マツリダゴッホ  牡5蛯名正義 57 2.25.704-04-03-0334.4 58.0492 +2(美)国枝栄 3800
11オウケンブルースリ牡3内田博幸 55 2.25.8クビ08-07-06-0634.2 47.3482 -2(栗)音無秀孝2500
12メイショウサムソン牡5石橋守  57 2.26.01 1/405-05-06-0634.4 36.5516 (栗)高橋成忠 
47 ネヴァブション  牡5横山典弘 57 2.26.0クビ01-01-01-0134.915112.1488 0(美)伊藤正徳 
715アサクサキングス 牡4ルメール 57 2.26.1 3/410-09-08-0834.4 612.9498 +4(栗)大久保龍 
36 パープルムーン  セ5スペンサ 57 2.26.1ハナ10-11-09-0934.31154.8448 [外]クマーニ 
1048 トーホウアラン  牡5藤田伸二 57 2.26.2 1/208-09-13-1234.2 833.8496 -8(栗)藤原英昭 
11510 オースミグラスワン牡6川田将雅 57 2.26.3クビ16-16-16-1534.01258.5534 +2(栗)荒川義之 
12817 アドマイヤモナーク牡7安藤勝己 57 2.26.3クビ16-16-16-1534.016119.1462 +4(栗)松田博資 
13611 シックスティーズアイコン牡5ムルタ  57 2.26.51 1/413-13-13-1434.41050.6490 [外]ノスィー 
14714 ペイパルブル   牡5ムーア  57 2.26.71 1/213-13-11-0934.9 726.0472 [外]スタウト 
1523 トーセンキャプテン牡4ペリエ  57 2.26.8クビ15-13-13-1734.41399.3492 0(栗)角居勝彦 
1635 ダイワワイルドボア牡3北村宏司 55 2.26.9 1/207-08-09-1234.917127.0522 -4(美)上原博之 
17818 コスモバルク   牡7松岡正海 57 2.27.4302-02-02-0236.214107.8514 +4[地]田部和則 
612 マーシュサイド  牡5カステリ 57 ------------0.0--- [外]ドライス 

LAP 12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9
通過 36.6-49.2-61.8-74.6  上り 70.9-58.3-46.3-34.4  平均 1F:12.13 / 3F:36.38
単勝  16 \4100
複勝  16 \710 / 9 \130 / 4 \140
枠連  5-8 \4180 (13)
馬連  09-16 \7620 (19)
ワイド 09-16 \1770 (19)/ 04-16 \2260 (20)/ 04-09 \230 (1)
馬単  16-09 \25160 (55)
3連複 04-09-16 \6410 (18/680)
3連単 16-09-04 \68950 (169/4080)

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