過去３年間フサイチの馬が勝っているのだが、今年は出走しておらず。フサイチの馬主は「ミスター大盤振る舞い」関口房朗氏は今年に入ってから大幅に馬主規模を縮小しているし、もう新しい良血馬はあまり買わなくなったのか。

　本命は前走このレースと同じコースの東京芝1800mで勝っているフレンドケント。父のチーフベアハートは地味ながら産駒は好回収率を誇る「優良種牡馬」である。チーフベアハート産駒は早熟傾向であり、一度「終わった」馬が激走して穴ということは少ないが、２歳から３歳前半にかけては黙って買っていればプラスになる。ここで一発穴を開けてもらいたいものだ。こういう地味な重賞レースがいかにも似合ってそうな馬だし。

　相手はダンノカモン、スズカワグナーといった２勝組と血統的に早熟タイプで能力の高いブレイクランアウト、ペリエを起用してきたピサノシンボルを押さえておこう。