トライアルではないが、ダービー出走に向けて賞金が欲しい馬にとっての最終ステップレース。この京都新聞杯は06年以降岩田騎手が３年連続で連対している。06年といえば岩田騎手が中央に移籍した年。つまり岩田が中央の騎手として騎乗したときは必ず勝っているということである。岩田は京都芝2200mというコース自体が得意だが、京都新聞杯との相性はあなり良い。今年の岩田はダノンカモンに騎乗。ダノンカモンはきさらぎ賞以来の出走。きさらぎ賞は物足りない結果となったが、休養して立て直したここではきっちりダービーに向けて賞金を上積みすることだろう。そのための岩田騎乗だろうし。ダノンカモンを本命とする。

　その他の馬では収得賞金が欲しくてたまらない１勝馬を中心に狙う。対抗はガウディ。１勝馬だが、３戦して２回３着。500万条件で３着続きである。能力は高い馬なので、ここでぜひとも賞金を加えてダービーに出走したいところだ。

　それ以外では２頭出し平田厩舎のジョウノワンダー、トーセンロマネ、中竹厩舎のエーシンマイトップ、タマモシンボルを狙う。特に中竹厩舎の２騎は超人気薄だが、共に連闘であり面白い。２頭も連闘させて出してくるのは何か狙いがあるのだろう。