以前は年末の別定ＧIIであり、その頃から割と荒れるレースだったのだが、この時期に移ってしかもハンデのＧIIIに格下げになってからは当然の様に荒れ模様なレースである。今年は中京ではなく京都で代替開催だが、ハンデのＧIIIでありＧＩのステップともなっていないことから、荒れるということは京都でやっても変わらないだろう。

　本命はケイアイアストン。昨年から本格化し、出るたびに安定して好走している実力馬である。昨年以降で馬券になっていないのが２回あり、その２回がいずれもこのレースが行われる京都芝1200mだというのが気になるところだが、実際はその２戦は勝ち馬とのタイム差がいずれも0.3秒であり、着順ほど負けているわけではないので悲観する必要はない。むしろ前走はハンデ戦で57kgを背負って勝ち馬と0.3秒差なのだが、７着という着順のせいで今回の人気が下がっているようなので、今回は買い時である。人気の盲点になっているが大崩しない馬ケイアイアストンを軸にしよう。

　相手は荒れるハンデ戦だけに手広くほぼ全ての馬に流す。タマモホットプレイだけは近走成績がずっと不振で、年齢的に大化けもあるとは思えないので「消し」とするが、それ以外の馬全てに流して人気薄が突っ込んでくることに期待しよう。