混戦模様のＮＨＫマイルカップ。荒れることを前提に穴狙いで行ってみよう。

　本命はリキサンマックス。このレースで２着したことがあり、後に短距離路線で活躍したローレルゲレイロの全弟であり兄と同じ昆貢厩舎の馬である。父キングヘイローは実力の割に人気にならず回収率がいい種牡馬だ。このコースでも過去３年で単勝回収率148%という好成績を修めている。母父テンビーも穴を開けることが多い種牡馬であり穴馬として期待できる。若葉Ｓは距離が長いため不発だったが、前走のＮＺＴは９着と着順は良くないものの勝ち馬と0.4秒差まで巻き返している。ＮＺＴで負けた馬がＮＨＫマイルで盛り返すことが多く、混戦模様の今回は期待しよう。連対は1800mだけだが血統的に1600mの方が合ってる筈だし、距離の割にはスタミナの要求される府中コースでは他場の1800mで実績を残しているのは心強い。

　相手は３頭出しで勝負に来ている矢作厩舎の馬で外人騎手を起用しているグランプリボス、ヘニーハウンドの２頭と母父トニービンで府中芝コースに合ってそうなコティリオンを中心とする。ただし、荒れる可能性がその他の馬にも流しておこう。