本命は00年のこのレースの覇者でマイルＣＳ２着の実績があるダイタクリーヴァの全弟シャイニーホーク。この兄弟ではダンスインザダーク産駒のダイタクバートラムが長距離路線で活躍しているが、父フジキセキのダイタクリーヴァはマイルを中心に活躍している。父の適性がモロに出るタイプなので、このシャイニーホークもマイルがベストだろう。また、血統的に魅力的だが鞍上の武豊も魅力だ。兄が勝った時は高橋亮騎手が乗っていたが、全く同じ血統構成で高橋亮が乗って勝てるのだから武豊が乗って勝てないはずがない。余談だが兄ダイタクリーヴァはマイルＣＳも高橋亮騎乗予定だったが落馬負傷でアンカツに乗り替わったらオッズがどんどん下がり最終的に１番人気となった。それはそれで騎手の格を考えたらしょうがないが、その後高橋亮騎手に戻ることはなかった。その馬に限って言えば特に駄乗と思われる騎乗はなく、明らかに距離が不向きなダービー以外では好走していたのに怪我で１回乗れなかっただけでお手馬じゃなくなったのは可哀想な気がする。橋口厩舎が２頭出しで勝負をかけており、良血で厩舎ゆかりの血統でもあるシャイニーホークは勝負がかりだろう。

　対抗はこのレースは内枠の馬が強いので内枠の有力馬ということで最内枠を引いたオルフェーヴルを対抗とする。以下▲がマイルで連勝中のドナウブルー、×がデイリー杯でレーヴディソールの２着のアドマイヤサガスという順番で印を打ったが、それ以外の馬にもチャンスはあると思う。まだ３歳になったばかりでどの馬も未知数な部分が多いので総流しで勝負しよう。