プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー('97 5/25 - 7/6)

7/6

阪神 宝塚記念 (GI) 芝2200m
4歳上定量
ファン投票によって人気馬が選出されるグランプリレースなのだが、登録した馬がみんな出られるのなら投票の意味はないと思う。やはりこの時期にG1は時期が悪いぞ。

それはさておき予想しよう。

天皇賞につづき、マーベラスサンデー、タイキブリザード、バブルガムフェローの三強三つ巴とみられる。おそらくファン投票一位のマーベラスが一番人気となるだろうが、これが人気先行だと思う。天敵サクラローレル(Mサンデーはこの馬には何度やっても先着できないよな)が出てないのでチャンスだが、この馬がタイキ、バブルと比較して実力がずば抜けてるとは思えない。だから本線からは外しておこう。

三強以外ではゼネラリストが狙い目だ。前走ではバブルを押さえて一番人気になったにもかかわらず、凡走した。そこで今回はあまり話題になっていないが、たった一度の凡走でここまで人気が下がるのなら、前走は度外視して狙ってみる価値はあると思う。

バブル&タイキに押さえでゼネラリストから三強に流し。




タイキブリザードバブルガムフェロー2500pts
ゼネラリスト タイキブリザード500pts
バブルガムフェロー
マーベラスサンデー

1着マーベラスサンデー配当 440
2着バブルガムフェローコメント

6/8

東京 安田記念 (G I) 芝1600m
4歳上定量
国際G1であるこのレースには、今年はフランスのフオレ賞の勝ち馬アマジックマンが参戦する。しかし、半年ぶりの出走ということで見送り。JCも人気の外国馬が凡走することが多いので過度の信頼は禁物である。

やはり、勝利に一番近い所にいるのはタイキブリザードだろう。昨年2着一昨年3着であるし、京王杯SCでも見事な勝利を飾っているので衰えというものはない。このレースはマイル適性はもちろんだが、短距離より中距離での適性が求められるので、この馬にはもってこいだろう。G1を一つは勝ってもいい器だけに今度こそは。

もう一頭のタイキの馬タイキフォーチュンも期待できそう。去年のNHKマイルC以降調子を落としているが、復調の予感。この馬も今回の出走馬の中では中距離に実績があるのでもう一度府中のマイルに期待してみたい。

この2頭が本線だが、もう一頭ジェニュインにも注目してみよう。昨年のマイル王であるし、久々の出走であるが仕上がりもよさそう。有馬は惨敗だったが(2年連続)マイルがベストであり、人気の盲点にもなりうるので狙ってみよう。




タイキブリザードタイキフォーチュン1000pts
タイキブリザードジェニュイン500pts
タイキフォーチュンジェニュイン500pts

1着タイキブリザード配当 1360
2着ジェニュインコメント
的中 500 x 13.6 = 6800

6/1

東京 日本ダービー(東京優駿) (G I) 芝2400m
4歳牡牝定量
一年中で一番盛り上がるレース日本ダービー。このレースは一番人気が活躍する傾向にある。昨年はキャリアわずか三戦目の馬が征し奇跡と言われたが、それでも一番人気馬は2着と連は外さない。史上最弱かどうかは知れないがここ数年では最弱のダービー馬タヤスツヨシも(押し出されぎみながら)一番人気で勝っている。戦国ダービーと言われる今年も一番人気は信頼できそうだ。

一番人気に推されそうなのがメジロブライト。皐月賞は出遅れてしまったが、長く広い府中ではこの馬の切れ味がフルに生かされるだろう。新種馬メジロライアンの距離適性も先週オークス馬を輩出しているから大丈夫だろう。

反面皐月賞馬サニーブライアンは先週の逃げ一辺倒なキョウエイマーチの二の舞の可能性が高く、裂けるべき。

むしろ、他の皐月賞上位組、シルクライトニング、フジヤマビザン、セイリューオーあたりが狙えると思う。その他では弥生賞でゲートをくぐってしまたせいで出世が遅れたサイレンススズカも地力では遜色ない。これらの馬が相手だが、やはり中心はブライトだ。

戦国ダービーと言われているので本命サイドでも意外に好配当になるかも。混戦のときほど「大荒れ」はしないものだし。




メジロブライト シルクライトニング1000pts
フジヤマビザン
セイリューオー
サイレンススズカ

1着サニーブライアン配当 4860
2着シルクジャスティスコメント

5/25

東京 オークス(優駿牝馬) (G I) 芝2400
4歳定量
まず、桜花賞を圧勝したキョウエイマーチの取捨が問題である。この馬は過去のレースを見ている限りでは、確かに強い。しかし、逃げ一辺倒の脚質に思える。決してため逃げではなく、力の限り逃げまくる、といった感じである。この馬が長い府中の直線を逃げきれるかどうかは疑問である。少なくとも前回ほど馬場が悪くはならないので、後続に追い付かれる恐れがある。府中での実績がないので疑ってかかる余地はあるだろう。能力は抜群なので勝つかもしれないが、過去2走のような圧勝はないだろう。

反対にメジロドーベルは府中に変わったことで有利になるだろう。末脚が生きてくるし、気性はよくないが広い府中なら大丈夫だろう。前回は道悪に泣かされたが、それでも2着。馬場の良くなる今回は期待できるだろう。

そして、もう一頭期待できるのがオレンジピールだ。過去の傾向だとオークスは桜花賞からの直行組有利なのかも知れないが、昨年からレース間隔が一周開いた。そこで、桜花賞(5着)のあとトライアルを勝ったこの馬にもチャンスはあると思う。条件変更があった場合は過去の傾向を見て買う人の裏をかくと好配当をゲットできることが多いので、狙い目だろう。



メジロドーベル -- オレンジピール の一点 (1000pts)

1着メジロドーベル配当 12550
2着ナナヨーウイングコメント

5/18

中京 高松宮杯 (G I) 芝1200m
4歳上定量
人気の盲点になりそうなビコーペガサスに注目しよう。過去スプリントG1を2着3回という実績。昨年の暮れのスプリンターズSは故障発生馬による不利をもろに受けてしまったが(6着)、あれがなかったら勝ち負けになっていたと思われる。G1を勝ってもおかしくない器であるし、昨年暮れの悔しい思いがあるのでラストチャンスと思われる7歳馬の関係者はいつもより徹底して仕上げてくるものと思われる。ステップのシルクロードSでも2着と衰えは見せていない。今回はなんとなくそれほど人気にはならなさそうなので、狙いどきだろう。

相手はやはりスプリントG1を連勝中のフラワーパーク。そして前走レコード勝ちの逃げ馬エイシンバーリンも、直線の短い中京で力を発揮できるかも。素質馬シンコウキングあたり。何かここまで書いててシルクロードS上位組ばかりだが、シルクロード組は素直に期待してもよろしいだろう。

それからもう一頭、初重賞(阪急杯・1200m)初勝利の上がり馬シンコウフォレストを押さえておこう。




ビコーペガサス フラワーパーク1400pts
エイシンバーリン600pts
シンコウキング600pts
シンコウフォレスト400pts

1着シンコウキング配当5220
2着エイシンバーリンコメント


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