ジェンティルドンナ、ヴィルシーナと桜花賞、オークスの１、２着馬が人気を集めている。春のクラシックは共にジェンティルドンナが制しており、特にオークスでの圧勝していることからジェンティルドンナの方が強いことは間違いないのだが、ここはトライアル。ヴィルシーナの逆転があるとすればここだろう。あくまで本番秋華賞へのステップであるし、すでに２冠を制している馬のほうが余裕を持って仕上げてくると思われる。ただし、トライアルとはいえこの２頭がずば抜けて能力が高いことは間違い無いだろうし、唯一間に割り込む余地のあったハナズゴールが感冒で出走取消とのことで、能力の違いだけでこの２頭がワンツーを決める可能性が高い。印的には◎ヴィルシーナ、◯ジェンティルドンナとしたが、この２頭の１，２着付けで勝負をする。

　２頭の馬連だとかなり配当が安いので相手を絞って三連単で狙おう。といっても人気下位の馬を消しただけでそれなりに手広く行くが、それでも馬連勝負よりはかなり分がある。人気薄の馬の中では愛知のスズカウインダーが面白いと思う。芝で通用するかどうかというのが鍵だが、ここで３着に入らないと秋華賞出走への道が閉ざされる地方馬であるので、目一杯に仕上げて勝負をかけてくるだろう。陣営の本気度ではこの馬が１番の筈だ。上位２頭にはかなわないだろうが、３着に入って権利を確保することは十分考えられるので３着付けで押さえておこう。