上位４頭、特にハナズゴールに人気が集中しているが、実力的には人気ほど各馬に差が無い様に思われる。こういう時は穴を狙ってみよう。

　本命はフラワーロック。岩田騎手が騎乗するが岩田は過去３年間の京都芝2000mで[9,5,5,21]で勝率22.5%、連対率35.0%という好成績を残している。このコースをかなり得意にしているということだ。回収率的にも単勝233%、複勝136%とベタ買いしていれば儲かる成績であり馬券的にもおいしい（ただし単勝回収率に限って言えば騎乗数が同程度の和田の方が上）。馬自体も前走1000万条件ながら勝利を収め、勢いに乗っている。格上挑戦、しかも1000万を勝ったばかりでいきなりの重賞挑戦となるが、牝馬限定のこのメンバーでは他の馬と比べても実績的に遜色ない。昨年の韓国馬事会杯(1600万)２着という実績があるので少なくとも準オープンでは十分勝負になるし、オープンで頭打ちの馬や準オープンからの格上挑戦の馬が多いこのメンバーでは53kgの軽斤量を考慮すると好勝負できるだろう。配当的な妙味も考えてフラワーロックを本命とする。

　相手はどの馬も一長一短なので、人気によって色は付けるが総流しとする。