毎年のように堅いレースである。今年も１番人気のサウンドリアーナでほぼ堅そうだ。前走の端午Ｓは初ダートだったが、出負けしたにも関わらず直線で余裕の差し切り勝ち。後続に４馬身差を付ける圧勝だった。芝で重賞を勝っているが、前走を見ている限りダート適性はかなり高そう。相手が強化されたここでも期待して良い。

　対抗は人気の盲点になっているサマリーズ。そこまで人気薄ではないが、もともと堅く収まりがちなレースだけに穴を狙うにしてもこれぐらいの馬になってしまう。この馬は昨年の全日本２歳優駿勝ち馬、つまりダートの２歳チャンピオンである。しかもその交流ＧＩは後続に３馬身差を付ける圧勝だった。ダートでは３戦３勝の無敗である。芝の重賞を使って２戦連続ビリで評価を落としているが、実績のあるダートに戻った今回は期待して良いだろう。これだけの実績の割には人気になっていないので対抗として狙ってみよう。昨年の全日本２歳優駿以来のダートだが、芝のレースには出走しているのでレース間隔が特に開いているわけではなく不安材料は無い。

　もう１頭相手はダートで３戦無敗でオープン勝ちのあるチャーリーブレイヴ。前売り２番人気だが、ここ５年１，２番人気のワンツーで決まっている様な堅いレースなので素直に押さえよう。

　１，２着を見ると毎年のようにガチガチだが、３着にも極端な人気薄が来ることはほとんど無いので相手を絞って三連単勝負。サウンドリアーナを１着、サマリーズ、チャーリーブレイヴを２着にした３連単流しが基本だが、昨年の２歳チャンピオンで今年初ダートのサマリーズは勝ち切ってしまうことも考えられるのでサマリーズの頭も押さえよう。