サマースプリントシリーズの最終戦であり、夏競馬の延長線でもある。秋競馬の緒戦でもあるので夏を休みに充てた有力馬が出走してくることもあるが、休み明けの日本馬は不発に終わることが多い。昨年はロードカナロアが２着だが、世界のロードカナロアですら２着がやっとで、それ以前は過去10年で休み明けの日本馬が連対したのは2004年２着のキーンランドスワンだけである。

　というわけで休み明けで高松宮記念以来の出走となるハクサンムーンやエーシントップは消すこととする。

　夏の延長ということもあり、牝馬が好走する傾向があるのでリトルゲルダ、トーホウアマポーラ、エピセアロームといった夏も使われてきた有力牝馬を狙ってみる。阪神芝1200mコースはスタートから３コーナーまでは近くて内枠がやや有利なコースだが、その３頭が都合のいいことに内枠に揃っている。これは狙い目だろう。