プロは馬券でメシを食う？

　本命は昨年の阪神ジャンプステークスの覇者オースミムーン。阪神ジャンプＳだけではなく未勝利勝ちも阪神で挙げており、阪神コースへの適性は抜群である。重賞３連勝の勢いもあるし、鞍上が障害重賞の巧者高田騎手である。61kgという斤量を跳ね除けてここで４連勝を飾ってくれるだろう。

　対抗は入障後２連勝中のアドマイヤツバサ。前走はオープンを圧勝で、この重賞挑戦である。この馬も高田の乗馬だったが、今回は小坂騎手に乗り替わり。同じく障害重賞巧者の騎手だ。休み明けというのが気になるが、狙ってみよう。

　もう１頭阪神ジャップステークス２連対のテイエムハリアーも押さえておく。昨年（＆３年前）のこのレースは競走中止だったが、阪神ジャンプＳの成績からすると阪神が苦手とは思えない。押さえておこう。

　ケイアイドウソジンが３連勝で重賞を制した。直線入り口で後ろから来た我が本命オースミムーンに先頭を譲ったが、２番手で最終障害を越えると二の脚を発揮して再び先頭に立ちオースミムーン以下を突き離した。オースミムーンが上がってきた時は、オースミムーンの勝利を確信したのだが、スタミナに優るケイアイドウソジンが直線で競り勝った。ダイヤモンドＳを勝った馬であり、スタミナは抜群である。今回は重賞ということで距離が延び、より適性が発揮されたのだろう。

　オースミムーンの相手で持ってたアドマイヤツバサとテイエムハリアーは道中ハナ争いをしていたが、共に直線に入る前に後退した。アドマイヤツバサに至っては２周目３コーナー前で既に後退していた。そのまま粘って欲しかったのだが、ペースが厳しかったということか。

外れ

2014年 3月15日(土)　1回阪神5日　天候 : 晴　馬場状態 : 良
【８Ｒ】　第16回阪神スプリングジャンプ
障害４歳以上・オープン・Ｊ・Ｇ２(別定)　(混)　芝 3900m　12頭立

着	枠	馬	印	馬名	性齢	騎手	斤量	タイム	着差	通過順	人	単勝	体重	増減	調教師	賞金
１	6	7		ケイアイドウソジン	牡8	江田勇亮	60	4.23.7		03-03-03-02	4	9.5	500	-4	(美)田村康仁	4000
２	4	4	◎	オースミムーン	牡5	高田潤	61	4.24.3	3 1/2	06-06-04-01	1	1.8	478	+8	(栗)小野幸治	1600
３	1	1		アドマイヤトライ	牡5	北沢伸也	60	4.24.7	2 1/2	05-05-05-03	6	13.6	478	-8	(栗)橋田満	1000
４	3	3		オンワードデューク	牝6	難波剛健	58	4.25.4	4	08-07-07-06	11	167.2	460	-4	(栗)柴田政見	600
５	5	6		カシマシンセイ	牡5	山本康志	60	4.25.8	2 1/2	08-09-10-07	12	214.6	514	-4	(美)奥村武	400
６	7	9		テイエムブユウデン	牡7	平沢健治	60	4.25.9	3/4	10-09-09-07	10	137.1	484	+12	(栗)岩元市三
７	8	11		シゲルキョクチョウ	牡6	中村将之	60	4.25.9	頭	03-04-05-05	8	38.7	494	+4	(栗)湯窪幸雄
８	2	2	▲	テイエムハリアー	牡8	熊沢重文	61	4.27.9	大差	01-01-01-04	3	6.2	462	+4	(栗)五十嵐忠
９	8	12	○	アドマイヤツバサ	牡7	小坂忠士	60	4.29.9	大差	02-02-02-07	5	13.5	478	+12	(栗)松田博資
10	6	8		メイショウヨシミツ	牡5	田村太雅	60	4.30.0	3/4	06-07-08-10	9	68.3	452	-6	(栗)梅内忍
止	7	10		アシュヴィン	牡5	林満明	60	------			2	5.7	476	+4	(栗)中竹和也
止	5	5		テイエムドンマイ	牡6	西谷誠	60	------			7	31.5	510	-2	(栗)福島信晴

LAP　 (データ無し)
通過　マイル:108.3　　上り　52.8-38.9　　平均　1F:13.52 / 3F:40.57
単勝　７ \950
複勝　７ \220 / ４ \110 / １ \260
枠連　 4-6 \870 (3)
馬連　 04-07 \850 (3)
ワイド 04-07 \340 (3)/ 01-07 \910 (12)/ 01-04 \390 (4)
馬単　 07-04 \2,330 (8)
３連複 01-04-07 \2,210 (8/220)
３連単 07-04-01 \13,650 (42/1320)