昨年までの「ラジオNIKKEI杯２歳ステークス」が中山に移ってきて名称変更されたという扱いの重賞である。ラジオたんぱ杯→ラジオNIKKEI杯というと年によっては朝日杯フューチュリティステークスよりも豪華メンバーが揃いレベルが高いレースだった。ただし、今年は入れ替わる様に朝日杯フューチュリティＳが阪神に移っている。旧ラジオNIKKEI賞のレベルが高かったのは有力な関西馬が朝日杯を選ばずラジオNIKKEI賞を選ぶことも多かったということによるだろう。今年から有力な関西馬は朝日杯に回ることが多いだろうから、この新生ホープフルステークスは関西馬のレベルはそれほど高くないと考えたほうが良い。

　というわけで関東の有力馬を本命とする。本命はソールインパクト。２頭出ししてきた戸田厩舎の一頭だ。前走の東スポ杯は敗れはしたものの勝ち馬と0.1秒差の３着に好走した。重賞に強いディープインパクト産駒であることもプラスである。厩舎２頭出しで勝負を賭けてきており、ここでも前走以上の活躍が期待される。

　相手は札幌２歳Ｓで２着の実績があるマイネルシュバリエ、新馬戦圧勝のシャイニングレイ、関東の有力馬タンタアレグリアが中心。その他レトロロック、ダノンメジャー、ティルナノーグといったところも一応押さえておこう。