ダービーデーの東京競馬場で最終レースとして行われる目黒記念である。ここはあえてダービーに出ていない騎手が騎乗する馬を狙ってみよう。本命は三浦皇成騎手が騎乗するプロモントーリオ。三浦はこの日騎乗を絞っており、２鞍しか乗鞍がない。彼の実力（騎乗スキルだけではなく乗り馬集めの営業力も含む）からすると、もっと騎乗依頼があってもおかしくないので、あえて乗鞍を絞っているのだろう。このレースに勝負を賭けているのであり、馬自体も本気で勝ちに来ていると思われる。オープン勝ちは無いものの、芝に転向後は東京では安定した成績を残してきている馬であり、ハンデ重賞のここはチャンスだ。ダービーで精魂尽き果ててこのレースの時間帯になると既に「今日の仕事終わり」モードに入っている騎手が騎乗する馬よりも、このレースに勝負を賭ける三浦が騎乗する馬の方が期待できる。

　相手筆頭は父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンスと父母共に東京競馬場のＧＩを勝っているアウォーディー。格上挑戦だがその分ハンデも手頃であり、トニービン系なので東京コースへの適性が高いだろう。

　その他有力馬に手広く流そう。