私の予想ではよく「障害コースはコース適性が重要」と言ってコース実績のある馬を中心に狙うのだが、今回は阪神の障害コースに初見参のタマモプラネットを本命にする。障害デビュー戦こそ２着だったが、２走馬を６馬身差で勝ち、牛若丸ジャンプＳは大差の圧勝だった。これだけの力があればキャリアは浅くコース経験が無くても重賞で勝てるだろう。鞍上は障害重賞の名手小坂騎手というのも心強い。過去10年で阪神の障害重賞を５勝している騎手だ。ハナさえ切れればそのまま逃げ切るだろう。圧勝もあり得る。

　相手筆頭は昨年のこのレースの覇者ケイアイドウソジン。やはり障害はコース適性が重要だ。京都ジャンプＳで落馬して以来精彩を欠くが、実績のある阪神に戻った今回は狙ってみよう。

　相手２番手は障害重賞の名手高田騎手が騎乗するソンブレロ。それ以外にサンライズロイヤル、マサライト、アップトゥデイト、サンレイデュークといったところを押さえておこう。