このレースが行われる阪神芝内2000mの種牡馬別成績を調べると、キングカメハメハ産駒の回収率が非常に高い。過去３年間で単勝回収率300%である。勝率や連対率ならディープインパクト産駒も同じぐらいなのだが、回収率という点でかなりキンカメが上回っている。適性はディープと同じくらいあるが、人気になりにくいということなのだろう。

　というわけでキングカメハメハ産駒のヤマカツエースを本命とする。前売り時点で１番人気なので穴狙いとは言えないが、もし能力が全く同じで父がディープインパクトだったとしたらもっとグリグリの人気になっていただろう。前走の京都記念（ＧII）は５着に敗れたが、その前に2000mの重賞を２連勝しており適性は十分だ。メンバーのレベルも前走よりは下がっているのでここは勝機である。

　相手は過去にＧIIを勝っており前前走の中日新聞杯でも58kgのハンデを背負って勝ったサトノノブレスと、海外遠征明けだが昨年の秋の天皇賞で２着の実績があるステファノスの両ディープインパクト産駒とする。

　馬連だと配当が安いし、本命ヤマカツエースは頭で来るタイプの馬なので馬単で勝負しよう。