本命はゴールドドリームとする。前走の兵庫チャンピオンシップは２着だったが、その前まではデビュー以来無傷の３連勝。このレースと同じコースで行われたヒヤシンスＳも快勝している。兵庫ＣＳも逃げ馬のケイティブレイブに７馬身差を付けられたが、展開の利と川原騎手の絶妙のペース判断で勝たれたのであり、直線の長い府中では逃げ馬にあっさり逃げられる危険性も少ないだろう。決め手勝負ならこの馬だ。ゴールドアリュール産駒はこのコースで抜群の成績と回収率を残しており、そういう観点でも期待できる。

　相手はオープン特別伏竜Ｓのストロングバローズ。前走中央のオープン勝ちの馬はストロングバローズの他に青竜Ｓを勝ったグレンツェントもいるのだが、どちらも前走はルメール騎手が騎乗している。そのルメール騎手が選んだのがストロングバローズの方である。両者は伏竜Ｓで直接対決をしているが、その時もルメールはストロングバローズに騎乗して0.3秒差を付けて勝っている。直接対決を制してルメール騎手を確保できたストロングバローズを狙おう。

　他の馬にはチャンスが全くないわけではないが、狙い馬が人気を集めているので馬連一点勝負としよう。