富士ステークスは４歳馬の成績が良いので４歳馬を軸にしよう。本命はエアメサイヤとする。デビュー以来常に掲示板に乗っている安定した馬なので軸として最適である。菊花賞３着の実績があるが、今年は京都金杯を勝つとその後もマイル重賞で馬券に絡んでいる。２番人気に支持された安田記念も５着ながら勝ち馬と0.2秒差まで迫って力を発揮している。このメンバーでは能力上位なので期待しよう。

　相手本線はイスラボニータ。前走の安田記念は８着に敗れたが勝ち馬とは0.4秒差と着順ほどには負けていない。マイラーズカップで久々の勝利を挙げたが、それまでも勝てないまでも常に上位に食い込む安定した成績を残している。鞍上のルメール騎手の東京芝1600mでの過去３年の連対率が44.8%と圧倒的であるのも魅力だ。

　もう１頭前売り１番人気の皐月賞２着の３歳馬ペルシアンナイトも押さえておこう。重賞でのデムーロには逆らえない。ちなみにデムーロ騎手はこのコースで単勝回収率が100%を超えており、馬券的にも狙える騎手である。