本命はサウジアラビアロイヤルカップを無敗の２連勝でレコード勝ちのサリオスとする。朝日杯ＦＳは阪神に移動後は１番人気馬が好走することが多いので、人気だが逆らわないほうがいいだろう。能力が抜けている上に鞍上がムーア騎手というのも心強い。東京以外のコースで走るのは初めてだが、実績のあるマイルなら悪くても２着には来るだろう。

　相手本線は同じシルクの馬であるラウダシオン。ルメール騎手は人気の一角タイセイビジョンの主戦でもあるのに、敢えてラウダシオンを選んだのだから、こちらの方が期待できるということだ。重賞勝ちこそないもののオープン特別は制しているし、小倉２歳Ｓも差のない３着だった。父のリアルインパクトというのが地味なので人気があまりないが、ディープインパクト系の馬なので実際は期待してもいい種牡馬である。

　もう１頭、デーリー杯２歳Ｓを無敗で制したレッドベルジュールを押さえておく。４ヶ月以上間の空いたデイリー杯を+28kgの成長した馬体で勝ち、今回はスミヨン騎手騎乗ということもあり期待できそうだ。