実力からすればタワーオブロンドンがメンバー中最も強いのだろうが、キーンランドカップから中１週のローテーションはちょっと厳しいだろう。

　そこで、本命は北九州記念を勝ったダイメイプリンセスとする。しばらく不振が続いていたが前走の北九州記念で復活を遂げた。昨年のスプリンターズＳで勝ち馬と0.2秒差の４着に好走している実力馬であり、調子が戻ってきた今回も期待できる。森田厩舎が２頭出しで勝負に来ているのも本気度の現れだ。リーディングジョッキーの川田騎手への乗り替わりにも期待しよう。

　相手本線はやはりタワーオブロンドンだ。中１週というローテーションが気になったので若干割引いたが、実力ではこの馬が１番である。過酷なローテーションなので本番のスプリンターズＳで疲れが残っているのではという心配はあるが、ここでは上位評価としよう。

　その他の馬では休み明けだが高松宮記念の覇者であるミスターメロディと、同じく休み明けだがアーリントンカップを勝った３歳牝馬イベリスに期待しよう。