前日の札幌２歳Ｓでデビュー戦を同コースで圧勝のゴルコンダを本命としたら６着に惨敗した。開幕週のスピード馬場で圧勝できても馬場状態が大きく異る最終週だと力を発揮できないこともあるだろう。この小倉２歳Ｓで１番人気となっているカイルアコナも同じ様な匂いがする。もちろんコース実績がある馬なので来てもおかしくないが絶対的な信頼はできない。となれば思い切って穴を狙ってみよう。

　本命は連闘で臨むシゲルミズガメザとしよう。すでに５戦している馬ということでレース経験を積んでいる強みがある。小倉に転戦してきた前前走で３着に好走すると前走（先週）では３馬身差の圧勝。そして同コース同距離のここに臨む。父のマツリダゴッホは現役時代は中山芝2500mで活躍した馬なので長距離のイメージがあるが、その産駒は短距離の方が得意である。特に小倉芝1200mが得意で回収率も単複ともに100%を超えている。シゲルミズガメザ自身も小倉が得意なのでこの小倉開催で燃え尽きようと３度目の出走をしてきたのだろう。先週勝った勢いでここも好走が期待できそうだ。

　キャリアが浅く重賞で通用するかどうかが未知数の馬ばかりなので、相手は無理に絞らずに総流しとしよう。