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2020年 1月 5日(日) 1回中山1日目 15:35発走
11R 第69回日刊スポーツ賞中山金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 17頭立

 あけましておめでとうございます。「一年の計は金杯にあり」と古来から言われていますので、金杯はバッチリ当ててJRAからお年玉を貰いたいですね。

 東西の金杯が同距離で行われていた時代は金杯は荒れるレースだったのだが、京都金杯が1600mになってからは中山金杯はハンデ戦にしては比較的堅いレースとなった。特に近年は1番人気の信頼度が高い。明らかに危険な人気馬じゃない限りは1番人気馬を信頼して良いだろう。

 というわけで本命は1番人気と思われるクレッシェンドラヴとする。中山芝2000mコースを2戦2勝のコース巧者である。父であるステイゴールドの産駒自体がこのコースが得意であり、また、単勝回収率も高く100%を超えている。さらに、内田騎手ももこのコースでの成績が良く、回収率は単複ともに100%を超えている。前走で福島記念を勝った勢いがあり、さらに馬、騎手ともにこのコースが得意で回収率も高いとなれば、これは外せないだろう。

 相手本線は同じくステイゴールド産駒のレッドローゼスを狙おう。鞍上の田辺騎手は内田騎手以上に中山芝2000mコースの成績が良い。回収率も内田には及ばないが100%を超えている。田辺といえば東京巧者というイメージが強いが、芝2000mに限ると中山でもかなりの好成績を収めている。馬自身のコース成績も5戦して1勝2着1回と悪くない。このコースで準オープンを勝っているのはマーフィー騎手のお陰という見方もできるが、今回騎乗する田辺もこのコースが得意なのでこの馬のパフォーマンスを十分に引き出してくれるだろう。

 その他の馬では厳寒期に産駒の激走が目立つマンハッタンカフェ産駒のウインイクシードを押さえておく。また、中山金杯はハンデ戦だがトップハンデ馬が意外に好走するレースなので58kgの斤量は気になるものの一昨年の小倉記念の勝ち馬で前走1年以上の休み明けで重賞2着に好走したトリオンフも押さえておこう。

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 その他の馬ではザダルが気になったのだが、鞍上がマーフィー騎手であることとと中山実績は評価できるものの中山金杯は外枠不利なので消すこととする。中山芝2000mはスタートしてからの直線区間が長く枠順はあまり関係ない、どちらかといえば馬場が荒れていない外枠のほうが有利そうに思えるが、データからは外枠は相当強い馬ではないと馬券に絡まない傾向にある。コース形態を考えると意外だが、データを信じよう。

結論
[馬連]
03-05 ・・・ 800pts
03-07 ・・・ 700pts
03-08 ・・・ 500pts
b馬名性齢騎手斤量
1 1 *テリトーリアル 牡6 藤岡康太56
B1 2 ブラックスピネル 牡7 *津村明秀57
2 3クレッシェンドラヴ 牡6 内田博幸57
2 4 ノーブルマーズ 牡7 *F.ミナリ56
3 5レッドローゼス 牡6 田辺裕信56
3 6 マイネルハニー 牡7 *横山武史56
4 7トリオンフ セ6 *三浦皇成58
4 8ウインイクシード 牡6 *松岡正海55
5 9 ギベオン 牡5 *S.フォー57.5
510 シャイニープリンス 牡10 勝浦正樹55
B611 アンノートル 牡6 柴田大知54
B612 $タニノフランケル 牡5 *石橋脩 55
713 イレイション 牡8 北村宏司55
714 メイショウエイコウ 牡6 *大野拓弥53
815 カデナ 牡6 *鮫島克駿57
816 マイネルサーパス 牡4 丹内祐次55
817 ザダル 牡4 *O.マーフ55
レース後のコメント

 トリオンフに騎乗予定だった三浦皇成騎手が落馬負傷のため、急遽デムーロ騎手に乗り替わった。JRA移籍直後は重賞を勝ちまくっていたデムーロだが、昨年は(彼にしては)不振で、ついには中山にいるのにメインの重賞で乗り馬がいない状態になっていたのだ。もっとも、騎乗予定馬が非抽選除外となった様ではあるが。

 その代打デムーロが、トリオンフを勝利に導いた。先行して粘り込み、最後に迫ってきたウインイクシードを頭差退けての勝利である。デムーロの昨年オークス以来のJRA重賞勝利は代打騎乗であった。トリオンフはこれで重賞3勝目で、小倉以外の競馬場での重賞勝ちは初めてだが、勝った重賞は全てハンデ戦だ。今回は58kgの斤量を背負わされたが、この斤量でも勝ててしまうのだから強い。今年の中山金杯もトップハンデ馬が頑張った。

 頭差の2着まで追い上げたのがウインイクシード。最後は勝ち馬と激しい一騎打ちだったが、惜しくも頭差及ばなかった。私の予想は縦目を食らってしまった。

 我が本命クレシェンドラヴは位置取りが後ろ過ぎた上に、なかなか外に持ち出せず7着に敗退した。外に持ち出して以降はいい脚で追い込んできたが、前残りの展開と57kgの斤量が響き、前の馬を捉えることはできなかった。

外れ


2020年 1月 5日(日) 1回中山1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第69回日刊スポーツ賞中山金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 17頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
47トリオンフセ6M.デムー 58 1.59.502-02-02-0235.6 24.3554 +4(栗)須貝尚介4100
48ウインイクシード牡6松岡正海 55 1.59.505-05-05-0435.3 610.9498 +2(美)鈴木伸尋1600
11 テリトーリアル牡6藤岡康太 56 1.59.6 3/406-05-08-0635.21139.7480 -4(栗)西浦勝一1000
24 ノーブルマーズ牡7F.ミナリ 56 1.59.7クビ02-02-03-0335.71034.0496 -4(栗)宮本博620
36 マイネルハニー牡7横山武史 56 1.59.7クビ09-09-08-0635.315209.3482 0(美)栗田徹410
816 マイネルサーパス牡4丹内祐次 55 1.59.8 3/410-09-11-1235.2 826.9482 +6(美)高木登 
23クレッシェンドラヴ牡6内田博幸 57 1.59.9クビ16-16-14-1534.9 13.1494 -2(美)林徹 
817 ザダル牡4O.マーフ 55 2.00.0 1/210-09-08-1035.6 35.7488 +8(美)大竹正博 
611 アンノートル牡6柴田大知 54 2.00.014-14-14-1435.114173.8512 -2(美)田中博康 
1059 ギベオン牡5S.フォー57.52.00.0クビ06-05-05-0635.7 48.0502 -6(栗)藤原英昭 
11815 カデナ牡6鮫島克駿 57 2.00.1クビ17-17-16-1534.8 720.1474 +2(栗)中竹和也 
12510 シャイニープリンス牡10勝浦正樹 55 2.00.2 3/412-12-12-1235.517356.0510 0(美)深山雅史 
13714 メイショウエイコウ牡6大野拓弥 53 2.00.4115-15-16-1735.116326.7448 -6(栗)荒川義之 
1435レッドローゼス牡6田辺裕信 56 2.00.4クビ12-12-12-1035.7 510.3486 +4(美)国枝栄 
15612 タニノフランケル牡5石橋脩 55 2.00.71 3/404-04-03-0436.71258.8520 0(栗)角居勝彦 
1612 ブラックスピネル牡7津村明秀 57 2.00.9 3/401-01-01-0137.2 928.2526 +6(栗)音無秀孝 
17713 イレイション牡8北村宏司 55 2.01.0 1/206-05-05-0636.813128.0502 +2(美)池上昌和 

LAP 12.6-11.1-12.8-11.7-12.0-11.8-11.7-11.7-11.4-12.7
通過 36.5-48.2-60.2-72.0  上り 71.3-59.3-47.5-35.8  平均 1F:11.95 / 3F:35.85
単勝  7 \430
複勝  7 \200 / 8 \290 / 1 \830
枠連  4-4 \2,820 (13)
馬連  07-08 \2,550 (8)
ワイド 07-08 \830 (7)/ 01-07 \3,040 (35)/ 01-08 \3,950 (45)
馬単  07-08 \3,990 (12)
3連複 01-07-08 \28,440 (92/680)
3連単 07-08-01 \107,910 (333/4080)

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