本命は昨年の桜花賞２着で秋華賞３着のシゲルピンクダイヤとする。ダイワメジャー産駒はこのコースでの回収率が高く、過去３年の単勝回収率は100%を超えている。牝馬に限ればさらに回収率が高くなる。距離が長かったオークスは惨敗だったが、2000m以下の距離では安定して走る馬であり、血統的に相性の良いこのコースでは期待できそうだ。

　相手筆頭は同じくダイワメジャー産駒のアマルフィコースト。昨年のこのレースの３着である。人気にはなっていないものの、血統的にも実績的にもこのレースはあっている。

　その他の馬ではオープン入りしたばかりであるものの３連勝中で京都芝1400mでも２連勝中と勢いに乗るドナウデルタ、京都で５勝の京都巧者であり京都金杯を勝ってここに臨むサウンドキアラとを押さえておこう。このレースは2016年に連続開催の最終週に移ってからは馬場の内の方が荒れていることもあり外枠の馬の活躍が目立つので、外枠の有力馬を中心に流すこととする。内枠の馬では昨年の２着馬のリナーテを押さえておく。昨年は枠順が外だったのが好走要因の可能性もあるが、念のために押さえておこう。