今年は４年ぶりに阪神競馬場でセントウルＳが行われる。中京で行われたここ３年も含め、過去10年で毎年１番人気馬が連対しており、１番人気の信頼度が高いレースである。

　というわけで、本命は前売り１番人気のビッグシーザーとする。デビュー以来馬券圏内を外したことのない３歳馬である。ビックアーサー産駒は阪神芝1200mコースが得意であり、回収率も単複ともに100%を超えている。この馬自身、マーガレットＳを後続に２馬身差で勝っており、コース適性が高い。今回は初の古馬との対戦となるが、期待しよう。

　相手本線はアグリ。1200mよりも1400mの方が実績があるが、阪神では３勝を挙げている。重賞である阪急杯を勝っていることや、開幕週の前が残りやすい馬場で先行脚質が有利に働くことから、この馬を狙ってみよう。

　もう１頭、昨年のマーガレットＳの覇者ジャングロを押さえておく。前走のアイビスサマーダッシュは１年以上の長期休養明けということもあり６着に敗れているが、一叩きされた今回は上積みに期待できる。休み明け２戦目で本来の力を発揮できれば勝ち負けとなるだろう。