荒れるのが当たり前なローカルハンデＧIIIであり、確たる中心馬もおらず人気が割れている。前売り１番人気のママコチャは1400m以上の距離ばかり使われてきた馬であり、今回が初の1200mへの出走である。そもそもこのレースは前走1400m以上のレースの馬は過去10年でのべ17頭出走しているものの、一度も馬券になっていない。ここは穴狙いで勝負しよう。

　本命は人気薄のテイエムスパーダとする。３歳で挑戦した昨年は２番人気だったが、今年は全く人気になっていない。昨年は同コースで行われたＣＢＣ賞を軽ハンデながら制した勢いと51kgという有利なハンデが人気を押し上げていた。今年は（昨年と違い本来の中京で行われた）ＣＢＣ賞は８着に敗れており、ハンデも55kgと特別軽いわけではない。しかし、小倉芝1200mでの戦績が[3,1,0,1]と抜群によく、このコースで重賞も勝っていることから期待できそうだ。昨年のこのレースは７着に敗れたものの、改めて期待しよう。主戦の国分恭騎手が札幌で乗る関係で今村騎手に乗り替わりだが、ＣＢＣ賞を勝った時の騎手なので問題ないだろう。

　相手は荒れそうなレースでありどの馬にもチャンスはあるだろうから、総流しとしよう。