本命は昨年のこのレースの勝ち馬でその後フェブラリーＳで２着に好走したテイエムサウスダンとする。ダート競馬の雄グランド牧場の生産馬であり、また、サウスヴィグラス産駒なのでダートの短距離は得意だ。実績を考えるとこの馬が１番人気でも不思議ではないが、ＪＢＣスプリントで７着に敗れたこともあり、前売り人気は武蔵野Ｓの１，２着馬に次ぐ３番人気となっている。ＪＢＣは体調面の問題か盛岡の砂が合わなかったのだろうが、実績のあるコースに変わった今回は狙い目だ。うまい具合に人気を落としてくれたし、この馬を軸に攻めよう。

　対抗は武蔵野Ｓ２着のレモンポップ。武蔵野Ｓこそ２着だったが、その前は東京ダート1400mで４連勝で、いずれも強い内容だった。1600mではちょっと長いかも知れないが1400mはベストである。コース巧者のこの馬は外せない。

　その他の馬ではそのレモンポップを武蔵野Ｓで下したギルデッドミラー、このコースで３勝２着１回の実績があるヘリオス、重賞実績こそないもののダート短距離で安定した成績を残しているバトルクライを押さえておこう。