混戦模様だが、消去法で多くの馬を消せる。まずは３歳馬は過去10年で[1,0,0,10]で勝ったのはＧＩ馬アエロリットだけで他は着外なので消し。それから前走福島牝馬Ｓ組は勝った馬以外は全く来ないので消し。前走オープン特別組もこのレースではほとんど来ないので消し。これだけで人気上位馬を含む多くの馬を消せる。残った馬の中から有力な馬を狙おう。

　本命は前走函館記念２着のルビーカサブランカ。函館記念は牝馬ながら55kgのハンデで２着に好走している。他に愛知杯を勝っており、重賞実績がある。昨年のこのレースでは勝ち馬と0.1秒差の４着だったが、函館記念の好走で波に乗る今年はさらなる前進を期待したい。

　対抗は昨年のこのレースで２着、一昨年は３着のレース巧者サトノセシル。７歳という年齢だけがネックだが、前走の中山牝馬Ｓでは55kgのハンデで３着と好走しており、衰えはない。

　その他の馬では前走惨敗なもののこのレースはヴィクトリアマイル組の好走率が高いことから唯一のヴィクトリアマイル組で重賞勝ちもあるイズジョーノキセキ、このレースは４歳馬の活躍が目立つことから４歳馬で唯一消去法で残ったビジンを押さえておこう。

　混戦模様で確固たる信頼を置ける軸馬が不在ということもあり、上記４頭のボックスで勝負しよう。