本命は昨年のこのレースの覇者で今年も大阪杯を制しているジャックドールとする。他の有力馬は海外帰りが多いが、このレースは前走海外遠征をしていた馬の成績が良くない。有力馬の中で今春は国内のレースに専念していたこの馬を本命としよう。前走の安田記念は５着に敗れているが、ベストの距離の2000mに戻る今回は期待できそうだ。この馬の札幌記念連覇に期待しよう。

　相手筆頭は穴狙いでトップナイフとする。デクラレーションオブウォー産駒は札幌芝2000mでは出走回数は少ないものの[2,1,0,1]と好走しており、そのうちの１勝がこの馬だ。春のクラシックは不発だったが、得意条件に戻ることより、この３歳馬に改めて期待しよう。

　その他の馬では、札幌芝2000mではディープインパクト産駒の成績が良くないため、有力馬の中からディープインパクト産駒ではないソーヴァリアントとダノンベルーガを押さえておこう。ただし、ダノンベルーガはドバイターフに引き続きモレイラ騎手が騎乗するのは魅力的なものの、海外帰りなのでちょっと割り引くこととする。